会いたい。 ページ4
家族のことを思っていると、寂しさが込み上げる。
貴「…父さん…。…母さん…。メイ姉…カイ兄…リリィ…レン…。みんな…。」
会いたい。会いたい。会いたい。
帰りたい。
でもここはヘルサレムズロット。
僕が住んでいたのはみんなが住んでいたのは、スエバランウォーアリーという街で徒歩で行くには、遠過ぎる。
でも、父さん達に教えて貰った。
確か、ヘルサレムズロットは異界と現世が交わる街だと。
人間と宇宙人?が共同して住んでいる街だと。
その話を聞いた時はそんな街ある訳ないって思ってた。
でも、僕を攫ったやつは宇宙人っぽかったし、人間もいた。それに逃げる時も人間も宇宙人もいた。…から今から、その時の話を信じようと思う。
貴「…って…。僕本当にどうすればいいんだろう…。」
レ「…ねぇ。君。」
貴「うわはい!」
まさか…追っ手?そしたら逃げなきゃ…!
レ「良かった。さっきピザ渡した子だよね。」
ピザ?それにこの声…さっきのピザの配達屋さん?
貴「…は、はい。そう…ですが。」
レ「単刀直入で聞くけど、君、さっきの奴らに攫われてきたの?」
貴「え!?なんで知ってるんですか?」
レ「君を追いかけてたやつらが攫ってきたって言ってたからね。」
さくちゅ
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作者名:カナリス・ミカエラ | 作成日時:2017年11月20日 21時