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プロローグ ページ1
レ「すみませーん!誰かいませんかー?」
俺はレオナルド、今バイト中で頼まれたピザを届けに来たのだけれど…
…ぜっんぜん来ない…。留守なのか?って思ったけれど電気付いてるから…聞こえてないのかな?
もう一度、呼び鈴を押して、声を掛けてみる。
カチャ…
ドアが開いた。
そこには目元を布で覆っていて、フードを被った少女が出てきた。
レ「あ、どうも。ピザを届けに来ました。」
そう言うと、少女は無言で財布を取り出しお金を俺に払ってピザを受け取った。
少し頭を下げたので、「ありがとうございます。」っていう意味なのかな…。
それにしても、さっきの子…なんか気になるな…。
布を目で覆っていることも気になるし…。
無口とか、人見知り程度なら、小声で「ありがとうございます」とか言うんだろうけど…目は布で覆われて見えなかったけれど、寂しそうな感じがしたのは気のせいだろうか…。
と俺は次の配達先にバイクを走らせながら考えたのだった。
その後、また先程の子と会うということを知らずに…。
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作者名:カナリス・ミカエラ | 作成日時:2017年11月20日 21時