胸キュン ページ46
その日はモトキの撮影が夜からだというので、日中一緒にいることにした。
お昼くらいからモトキの家に向かい、ご飯を一緒に食べた。
ご飯の準備をモトキがしてくれたので、私は片付けを担当した。
洗い物を終わらせ、モトキのところに戻る。
モ「片付けありがとうね。」
A「んーん、こちらこそご飯作ってくれてありがとう」
二人で笑い合いながらも、食後のお茶を楽しんでいた。
ふとした瞬間モトキが少し大きく見えた。
A「……………」
モ「どうしたの？」
A「いや、モトキって、結構大きいなって思って。」
私の言葉にモトキが、え？俺太った？と袖捲りをし腕を触った。
その仕草に、ドキッとする。
A「いや、太ったとかじゃなくて、なんていうか、がっしりしてるというか‥鍛えてるなぁって思って。」
そう言って、触っていい？とモトキに聞くといいよ、と腕を前に出された。
手に触れ、そのまま腕、二の腕と触っていく。
程よい筋肉に包まれたその腕に触れているとモトキがちょっと笑った。
モ「A、ちょっと触り方やらしいww」
A「え？うそ、ほんと？」
モ「本当wwwその、二の腕の揉み方やばいwww」
A「良いではないか、良いではないかーwww」
笑いながら、両手でモトキの腕に触れた。
その瞬間、モトキが私の腕を逆に掴むと引き寄せてきた。
A「わっ……」
モトキの方に倒れ込み、私はモトキの上に乗る形で横になる。
A「ご、ごめん、重いよね」
モトキ「重くないよ。もう少し乗っててよ」
抱き寄せられ、少しだけホールドされた。
ドキッと胸が高鳴る。照れ臭い感情に胸がギュッと締め付けられた。
モ「A、顔赤い。可愛い」
A「も、モトキの、せいだよ…」
モ「なんで？」
A「モトキが………」
格好良すぎるのが、いけないんだ、と小さく呟くとそのままモトキの胸に顔を埋めて顔を隠した。
モ「あー……ちょっと今のヤバいね。キュンとした」
くすくす笑いながらモトキが私の髪を撫でる。
ほんと、モトキはずるい。
こんなに、夢中にさせてどうしたいのだろう。
A「モトキ………好き。大好き。ずっと、一緒に居たい。」
モ「うん、俺もおんなじ気持ち。」
顔、上げて、と言われモトキの方を見ると微笑まれる。
ほんの少し位置を移動し、モトキに体重を乗せたまま、キスをした。
モ「愛してる」
そんな言葉を囁かれ、私は完全に崩れ落ちる感覚に陥った。
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mikael(プロフ) - グミさん» コメントありがとうございます！少しでもきゅんとしてもらえたら嬉しいです✨ (2022年1月21日 11時) (
レス) id: 081e609128 (このIDを非表示/違反報告)
グミ - きゅんきゅんでした！ (2022年1月21日 11時) (レス) @page50 id: c87cfc253b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mikael | 作成日時：2021年1月30日 14時
