カラオケ2 ページ28
ぺ「………やば…うますぎるんだけど…」
ン「Aちゃん、嘘でしょ…」
マ「………やべ……(惚れ直したわ……)」
モ「マジか…」
シ「………すげぇ……」
曲が終わると、静かになった。
マイクのスイッチを切って、みんなを見る。
A「な、なんでみんな黙ってるの？」
やだなー、もう！と苦笑いすると、モトキの隣に座る。
はい、次歌って歌ってー！とンダホにリモコンを渡した。
やっぱり、歌わなきゃ良かったかな…
以前にも似たような雰囲気になった事があり、どうにも居た堪れず席をたった。
A「ごめん、ちょっとお手洗い行ってくる！」
逃げ出すようにカラオケルームを出た。
トイレの中で、やってしまったーーー！！！と嘆く。
仕事が入った事にして、帰ってしまおうか…とか色々考える。
A「空気読みなよ…Aのばか……」
はぁ、と深いため息をつくと手を洗いトイレから出た。
すると、トイレ前にモトキが立っていた。
A「モトキ、どうしたの？」
モ「Aちゃんが、なんかおかしかったから…大丈夫かなって思って。」
戻れそう？とモトキに聞かれ、小さく首を横に振った。
モトキは少しだけ笑いつつも私の頭を撫でる。
モ「そういうと思った。ちょっと待ってて。Aちゃんの荷物持ってくる。仕事が入った事にして今日は帰ろう？」
A「ごめんね、モトキ…」
気にしないの、と優しく笑うモトキを見てちょっとだけ泣きそうになった。
モトキのおかげで先に帰れる事になり、荷物を持って自宅に戻った。
やっぱり、歌わないのが1番だ…と荷物を置くとソファに倒れ込む。
海外にいた頃とある事情で、一枚だけCDを出した事があった。
顔出しはしてないから、私が歌ってることはきっと誰も知らないと思うけど。
A「懐かしいなぁ…」
そう呟くと起き上がる。
ピンポーン
ちょうどインターフォンが鳴った。
誰だろう、とモニターを見るとそこにはモトキの姿があった。
A「ちょっと散らかってるけど、適当に座って？」
お茶出すね、とキッチンに行くと飲み物とお菓子を用意する。
A「みんな、大丈夫だった？なんか、変な雰囲気にしちゃってごめんなさい…」
モ「気にしないの！みんなあの後も普通にカラオケ楽しんでたよ？」
A「ほんと？それならいいけど…」
お茶とお菓子をモトキの前に置いて向かい合わせに座ろうとしたら、モトキに隣きて、と手招きされ隣に座った。
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mikael(プロフ) - グミさん» コメントありがとうございます！少しでもきゅんとしてもらえたら嬉しいです✨ (2022年1月21日 11時) (
レス) id: 081e609128 (このIDを非表示/違反報告)
グミ - きゅんきゅんでした！ (2022年1月21日 11時) (レス) @page50 id: c87cfc253b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mikael | 作成日時：2021年1月30日 14時
