【ヘタリア】奇ヶ日常 (ページ22)

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犬と張り合う自分ページ22

「くそっ。」
犬に負けてしまい落ち込んでいた。
私は犬以下らしい。
ワンッ
犬は、それを笑うかのように吠えていた。
私は、この野郎と思いながら犬を抱え、お風呂場に行った。
犬はそれが嫌なのか、じたばたしている。
「フフッ、私の勝ちよ。」
お風呂場に着き、中へ入ると、私はドアを閉めた。
犬を降ろし、私はシャワーを取る。
犬は、何をするのか察したのか逃げようとした。
だが、閉めているので出られない。
「ははっ、残念だったな。ここからは、私のターンだ。」
私は、ザマァみろと水を出し、犬にかける。
ちなみに、冷水だ。
犬は、冷たいのか固まってしまった。
私は、その間に犬の全身に水をかける。

キュッ
犬のシャワーを終え、一仕事した気になった。
「ふうぅ。後は、バスタオルで拭けば完璧っと。」
私は、わずか0.2秒の速さで、お風呂場を出て、ドアを閉めた。
そして、急いでバスタオルを持ってきた。
ドアを開けて、犬が出てきた所をバスタオルで捕まえた。
「もうちょっと待ってね。」
そう言って、丁寧に犬の体を拭く。
犬は諦めたらしく、動かなかった。
「よし、終わりっと。」
拭き終わり、犬を見た。
犬は、さっきよりもきれいになっていた。
そして犬は洗面所を出て、リビングへ向かって行った。
私は、バスタオルを洗濯機に入れた。
思ったのだが、これって犬を飼うことになってしまったということなのだろうか。
ならばと思い、急いで自分の部屋へ行き、パソコンを開く。
そして犬と検索し、育て方について調べるのだった。