9、逃げ→○○ ページ9
「やばいやばいやばい！緑川先輩が追いつく前に家に入らなきゃ！」
涼野がポン・デ・リングをモグモグしているのが目に入る。
「追いつかれたらアストロブレイク決定だしな。」
ゴクッとドーナツを飲み込んで、走るスピードを上げる涼野。
「ちょっ！私が追いつけないじゃん！人のこと考えろ！」
「人のこと考えろとか、お前が言うな！」
私たちの間に火花が散っている自信がある(語彙力というよりそれ以前の問題)
カッコの中長いよ！
「メタいぞ！お嬢様！」
「ここでその呼び方すんな！」
言い合いをしていると、後ろから足音が聞こえてきた。
「こら、待ちなさい★先輩が＜優しく＞教えてあげるからさ★」
星！黒いから！＜優しく＞じゃないし！強調した意味が怖い！！
「リュウジ、今回だけは見逃してくれよ！今度からはしない！約束する！」
「う〜ん・・・。しょうがないなぁ。今回だけだからね！」
涼野の必死の言動により、先輩から解放された。
「じゃ、部活行こうね。」
「「は、はい。」」
緑川先輩が怖すぎる。
「遅いぞ！A！」
部室に着くなり、鬼道からの一喝。
「ゴメン！ちょっと用事があって！」
私は急いで更衣室で着替え、グラウンドに出る。
「あれ、風介は？」
アフロディが聞いてくる。
「知らない。ホラ、走る！」
面倒なのでアフロディを走りに行かせた。
「今日は走り込みとシュート練習。あとは、何かする？」
同じマネージャーの秋と今日の練習の確認。
「特には。少し基本トレーニングを増やすかな。基本がしっかりした方がいいしね。」
私はバインダーに白紙を挟み、今日のメニューを書き込む。
そしてメニューを確認し、首からさげた笛を吹く。
ピーッ
「集合！」
みんなが集合して、今日のメニューを話す。
「今日は走り込みとシュート練習。あとは基礎練習ね。」
私は心を鬼にする。
「さあ、始め！試合も近いからね！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月香(プロフ) - エナさん» ありがとうございますっ！ (2017年7月18日 21時) (
レス) id: 21d1966f7d (このIDを非表示/違反報告)
エナ - 月香さん» そんなこと言わないでください… (2017年7月18日 21時) (レス) id: 3645634f98 (このIDを非表示/違反報告)
月香(プロフ) - エナさん» 私ｋｓおぶｋｓです・・・。 (2017年7月3日 23時) (レス) id: 21d1966f7d (このIDを非表示/違反報告)
#緑柱石#(プロフ) - エナさん» ありがとうございますー！！基本月香ちゃんの更新となりそうですが…() ひええ有難いです…いやいや、私もゴミオブゴミですから… (2017年7月3日 17時) (レス) id: 88526e31cf (このIDを非表示/違反報告)
月香(プロフ) - エナさん» 緑ねぇへのコメントだと思いますが、返させていただきます。 ありがとうございます。亀更新ですが、がんばりますね！ (2017年7月1日 22時) (レス) id: 21d1966f7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
