11、パーティー ページ11
「いや、それは無い。」
緑川先輩の言葉に、素早く私を離して、スタスタと帰っていった。
「あ、ありがとうございました・・・。」
緑川先輩のお陰で、面倒にならなくて済んだ。
「大丈夫？アイツ変 態だからさ。近づかない方がいいよ。」
なんか爆弾ブッこんできたよ。やっぱ緑川先輩は毒舌だねぇ。
「あ、そうだ。」
緑川先輩は、何かを思い出してスクバを漁り始めた。
「あった。はい。」
｢｢｢｢ん？｣｣｣｣
皆と声がハモり、同時に資料を覗き込んだ。
「今度、雷門中と交流会的なものをしようって、ヒロとが言い出してさ。皆にも伝えておこうと思って資料を４人分持ってきたんだよ。」
「ありがとうございます。わざわざ皆分なんて。」
緑川先輩にお礼をいい、再び資料を覗き込む。
「雷門中の生徒とキャンプ、ですか？」
「そうそう。まあそれは、あくまで検討中のことなんだけどね。」
「全学年が対象なのか？」
そうじゃなきゃ意味が無い。
「うん。中１〜高３まで。」
「春奈と遊べるね。」
うちのメイドをしてくれていて、いつも大変だろう。キャンプで自炊にすれば、春奈にばかりさせることにはならないと思う。
「ん？ちょっと待て？」
雷門中の生徒全員と、ウチの生徒全員、でしょ？
それってもしかして・・・
「虎丸に会えるってこと！？」
「うん。まあそうなるね。」
緑川先輩の言葉に、私はテンションが爆発した←
「やった〜〜〜〜〜！やりましょう！！」
私は虎丸に会いたいっ！！
「分かった。じゃあ、ヒロトには賛成って伝えておくよ。」
そういって、緑川先輩は帰っていった。
家に着き、私が着替えていると、
コンコン
扉をノックする音が聞こえた。
「誰？」
「アフロディです。」
アフロディか。ってか着替えるの早くない？
急いで着替え、ドアを開ける。
「お待たせ。で、どうしたの？」
部屋にアフロディを入れ、椅子に座る。
「実は、もうすぐパーティーがあるんだけど、出席しろと旦那様に言われているんだ。」
「なるほど。強制ってワケ。いいわよ。出ても。」
またか、もう何度目だ。こうやって執事３人と私の４人でパーティーに出されるのは。
「分かった。じゃあ、旦那様にはそう伝えておくよ。」
そう言って、部屋を出て行った。
「じゃあ、またドレスを選ばなきゃいけないのね。面倒だな・・・。」
ベットにダイブして、色々な考えを投げ捨てた。
そんな事をしていると、瞼が重くなってきてしまった。
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月香(プロフ) - エナさん» ありがとうございますっ！ (2017年7月18日 21時) (
レス) id: 21d1966f7d (このIDを非表示/違反報告)
エナ - 月香さん» そんなこと言わないでください… (2017年7月18日 21時) (レス) id: 3645634f98 (このIDを非表示/違反報告)
月香(プロフ) - エナさん» 私ｋｓおぶｋｓです・・・。 (2017年7月3日 23時) (レス) id: 21d1966f7d (このIDを非表示/違反報告)
#緑柱石#(プロフ) - エナさん» ありがとうございますー！！基本月香ちゃんの更新となりそうですが…() ひええ有難いです…いやいや、私もゴミオブゴミですから… (2017年7月3日 17時) (レス) id: 88526e31cf (このIDを非表示/違反報告)
月香(プロフ) - エナさん» 緑ねぇへのコメントだと思いますが、返させていただきます。 ありがとうございます。亀更新ですが、がんばりますね！ (2017年7月1日 22時) (レス) id: 21d1966f7d (このIDを非表示/違反報告)
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