たとえその手が血で濡れていようとも…

残酷な好奇心2_ドクター ページ14

「何それ…悪いけど、私貴方の悪趣味に付き合ってあげられる程優しくないの。だから、早く吊ってくれない？」

これ以上ドクターの話に付き合うと、自分まで頭がおかしくなる。そんな気がした。

ドクター「おや、残念ですね。私が貴方に好意を抱いているかもしれないという事実が分かったというのに。」

「私は貴方にこれっぽっちも好意なんて無いもの。」

ドクター「フフ、そうですか。では…。」

ドクターは私を担ぎ、処刑用フックへと掛けた。
私の悲鳴が、研究所内に響き渡る。

ドクター「もっと興味が湧きましたよ、貴方に。」

楽しそうで、不気味で、邪悪な笑み。

ドクター「私は貴方の絶望する表情を見る為に、あらゆる手を尽くす事に決めましたよ。」

意識が遠のいていく。

ドクター「貴方がどのように絶望するのか…楽しみだ。」

ドクターのその言葉を最後に、私はエンティティに連れられ、逝った。

一体、私はこれからどのような目にあわされるのだろうか。

彼の、ドクターの残酷な好奇心を満たす為に。



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あとがき
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お久しぶりです。
ネタが思いつかないのと、学業で忙しいのと、
別ジャンルにハマってしまったおかげで
更新が遅くなりました。

更新は遅いですが、書くのを辞める気は全く無いので、どうかこれからもよろしくお願い致します。

10人もの方々にお気に入り登録して頂けました。
本当にありがとうございます。
これからも頑張らせて頂きます。

宜しければコメントやリクエスト等もお待ちしております。

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