彼の素顔_ゴーストフェイス ページ11
「ゴーストフェイスってさ、いつもそのマスクつけてるよね。」
儀式終わり、私が部屋でくつろいでいると、さも当然のようにゴスフェが私の部屋にノックもせずに入り、床に座った。
その流れでいつも通り談笑していた時、ふと気になったので私はさっきの質問を彼にした。
確かにここに来る前の彼の立場的に見られてはまずいだろう。
だからといってこの世界でもずっとマスクをつけている理由が分からない。
ゴスフェ「普段からずっとつけてるしね〜。これが普通っていうのもあるし、あとは単純に見られたくないからかな。」
「見られたくないのか…」
ゴスフェ「何？もしかして僕の顔見たいの？」
「うっ…」
図星だ。
誰も見たことがないと言われているゴスフェの顔。
見たくない方がおかしい。
「そ、そうだ、ゴスフェよく写真撮ってるでしょ？自分の写真とか無いの？あ、マスクつけてない写真ね。」
ゴスフェ「運転免許証くらいじゃない？」
ゴスフェのアドオンである運転免許証…前にゴスフェ自身が教えてくれた。サバイバーにアドオンを教えるキラーとはこれまたよく分からないが。
アレしか無いのか。
(とわいえ運転免許証も教えてもらっただけで見たことないしなぁ…)
ゴスフェ「そんなに気になる？僕の顔。」
「そりゃあ…まぁ。」
運転免許証で良いのなら見せてもらいたい。
ゴスフェ「免許証でいいの？」
「えっ、こ、声に出てた？」
ゴスフェ「ばっちり聞こえてたけど。で、免許証でいいの？」
「い、良いなら…見たい。」
ゴスフェ「ふーん、本当に？」
どういう意味だ？
私は彼の問いに理解が出来なかった。
私が問いの意味について考えていると、ゴスフェが口を開いた。
ゴスフェ「本物、見たくないのって。」
「本物…」
ゴスフェ「丁度いいや、そこの壁の前に立ってよ。」
「え？」
ゴスフェ「いいから、ほら。」
試したいことがあったんだよねぇ〜と軽やかな口調で彼は呟いた。
「これでいい…？」
次の瞬間。
壁からドンと大きな音がした。
目の前にはゴスフェの格好をした、見たことの無い男がイタズラな笑みでこちらを見つめていた。トリスタ程では無いが、顔はかなり整っている。
これは、壁ドンといったか？
何故私は今壁ドンされているのだろう？
様々な疑問が私の頭の中を巡る。
気がついた時には、いつものマスクをしたゴスフェの姿があった。
ゴスフェ「この前リージョン達に教えてもらったんだよね〜、壁ドンだっけ？」
彼の素顔2_ゴーストフェイス→←本当の姿2_エクセキューショナー
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巳鶴(プロフ) - 金魚きんぎょさん» お気に入り登録ありがとうございます！！これからも頑張らせて頂きます！！ (2021年9月6日 8時) (
レス) id: d6bf55c45e (このIDを非表示/違反報告)
金魚きんぎょ(プロフ) - トリスタとゴスフェ推しなのでめちゃめちゃドキドキしました！お気に入り登録さててもらいます！！ (2021年9月5日 14時) (レス) id: fd80c7906a (このIDを非表示/違反報告)
巳鶴(プロフ) - Ruiさん» こちらこそ、リクエスト頂きありがとうございました！喜んで頂けたようで大変嬉しいです！！応援感謝致します、これからも頑張らせて頂きます！！ (2021年7月11日 8時) (レス) id: d6bf55c45e (このIDを非表示/違反報告)
Rui(プロフ) - リクエストにこたえてくださり有難うございます！！めっちゃくちゃドキドキしながら読んでました！これからも応援してますので、更新頑張ってください！！ (2021年7月11日 1時) (レス) id: 317d4adb16 (このIDを非表示/違反報告)
巳鶴(プロフ) - Ruiさん» 初めまして！コメント＆お気に入り登録ありがとうございます！！トラッパーのお話ですね！了解致しました。今週中に書かせて頂きます！！ (2021年7月6日 14時) (レス) id: d6bf55c45e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：巳門 零 | 作成日時：2021年5月4日 14時
