いよいよ ページ31
太宰の忠告を受け、いよいよ説明をすることになった。
取り合えず、Aの素性を明かさなければ良いらしい。
Aの事を隠して話が出来るか、果たして自分の説明で納得できるか。
いざというときは太宰と福沢が入ってくれるが、これも試練の一つだ。
下手に頼ることは出来ない。
Aの処には、変人だが頼れる上司も、社員を纏め上げる強い社長も居ないのだから。
太「はい、皆注目!敦くんから大事な話が有るそうだ」
敦「ええと、…僕、多分、暫くの間、探偵社に来ないです……」
国「来ない?長期休暇か?何日の心算だ?」
敦「未定です…帰って来るのに何年かかるか分からなくて…」
国「年?!何処に行くんだ、お前は!」
来てしまった。
適当な良い訳が通るような相手は此処にいない。
敦「僕に、特訓を付けてくれるという人が居てくれて、その人の処に行こうと思っています」
鏡「社員寮に戻らない…?」
敦「うん、これからは部屋が広く使えるよ」
鏡「でも…静かになる…。それが寂しい…」
鏡花は余り感情が顔に出ないが、寂し気に俯けば嫌でもわかる。
俯く鏡花の反応に敦は心を痛めた。
それでも仕方がない。
守りたいものを守れないのは、更に心を痛める事なのだから。
国「そ、そうだ、敦。仕事は如何する心算だ?」
敦「僕の分は太宰さんに回るそうです」
国「太宰が遣ると思っているのか?!」
太「酷いなぁ…私だって、可愛い後輩の為に遣るさ」
敦「僕の我儘で迷惑をお掛けしてすいません。でも、皆さんの…探偵社の役に立ちたいんです!」
?「行ってくれば?決めたんだろ?僕らが口を出すことじゃない」
今まで自分の椅子で駄菓子を頬張っていた、名探偵が口を開いた。
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お久しぶりです。
以前から、ちょこちょこ書き溜めていたのですが…今日。
『順位が更新されました』との通知…
確認してみたら、なんと順位が付いてました…!!
いつの間にか、hit数1万超え、お気に入り登録も40人を超えています。
順位が付いたことがなく、此処まで来たことが無いので戸惑っています。
打つ間に考えるような即興ですが、これからも読んで頂けたら幸いです!
作者のミカドからでした。
本当にありがとうございます!!
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ミカド(プロフ) - Akizakuraさん» コメントと応援、ありがとうございます!一応学生なので、勉強が本文なんて言ってるうちは頑張らないといけないですから…(;'∀')応援いただけましたので、更新頑張りますね!! (2018年8月21日 16時) (レス) id: b4b24d9cc7 (このIDを非表示/違反報告)
Akizakura(プロフ) - 学業が御忙しいんですね(´・ω・`)本当にお疲れ様です(*_*)大変だとは思いますがこれかも頑張ってください♪ヽ(´▽`)/応援してます(*´ω`*) (2018年8月21日 15時) (レス) id: 217d5b7b33 (このIDを非表示/違反報告)
ミカド(プロフ) - ルナ・スカーレットさん» コメントありがとうございます。見切り発車なので、現在私も悩んでいる最中です(;^_^A これからを楽しみにお待ちください! (2018年8月2日 18時) (レス) id: b4b24d9cc7 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ・スカーレット - いつも楽しく見させて頂いてます!頑張ってください。ところで、太宰さんが息子の仲間入りする日は来るのでしょうか。 (2018年7月31日 16時) (レス) id: 5eea7c1ec6 (このIDを非表示/違反報告)
ミカド(プロフ) - 鈴華さん» コメントありがとうございます。鈴華さんの期待に答えられるように頑張りますので、応援よろしくお願いします! (2018年7月12日 23時) (レス) id: b4b24d9cc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミカド | 作成日時:2017年12月28日 18時