警報1 ページ3
見事に一時間授業をサボり、休み時間残り少しのときに教室に戻った。
ちゃんと紛れたはずなのに、なぜかガン見された。
「おめでとうー!」
「やっと結ばれたか!長かった!」
「A今日お昼一緒に食べよう!お話全部聞くからね!」
教室に入るやいなや、何かが切れたようにクラスメイトからの質問攻めにあった。
ずっと黙っていたら、研磨がボソッと呟いた。
「付き合ってない」
シン......、と静まり返る教室。
研磨へと集まった視線は、だんだん私へと集まってくる。
そしていつもの言い出しっぺ男子が一言。
「なんで!?」
「好きじゃないからだ!!」
私がなかばやけくそで言うと、そしてまた何かが切れたように質問攻めにあった。
しばらく言い合っていると、後ろからポン、と肩を叩かれた。
「チャイム鳴ったよ、席に着きなさい。それとも廊下で逆立ちしてるかい?」
「せ、席に着きます、すいません」
後ろを振り向けば、顔を真っ赤にした歴史の教師がつったっていた。
顔が怖い。すいません、逆立ちはかんべんです。
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帝@シーチキン - 本当でした!すいません、わざわざありがとうございます!すぐ訂正しますね (2016年7月31日 16時) (レス) id: d212f37b7b (このIDを非表示/違反報告)
大空♪(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!あと、5飛ばしてますよ! (2016年7月31日 16時) (レス) id: 64041b24cb (このIDを非表示/違反報告)
帝@シーチキン - ありがとうございます!すごい自信になります!きちんと応えられるよう頑張ります! (2016年7月31日 13時) (レス) id: d212f37b7b (このIDを非表示/違反報告)
美鶴(プロフ) - この作品大好きです!頑張ってください! (2016年7月31日 13時) (レス) id: 99a34cabf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:帝@シーチキン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/MikadoSiic1/
作成日時:2016年7月30日 12時