仲良く出来ない。 ページ43
晩御飯…
貴女「京兄ちゃんご飯〜」
右京「出来てますよ。もちろん風斗の分も」
エプロン姿の京兄ちゃんが台所から出てきた。
貴女「食べよ。」
風斗「ん」
席に座ると目の前に“地味なおねーさん”がいた。
貴女「はい。風斗、醤油」
風斗「うん」
目玉焼きに醤油をかけて私にもう一度渡す。そして定位置に戻した。
要「双子ちゃん揃ってるね」
風斗「悪い?」
貴女「おかえりなさい。かな兄ちゃん」
要「ただいま。」
階段を降りながらかな兄ちゃんは言葉を続けた。
要「全然構わないよ。双子揃って見られるのは珍しいからね。そうだ。二人とも妹ちゃんには挨拶した?」
貴女/風斗「「した。」」
要「そうだったんだね。」
右京「それは良かったです」
風斗「何がいいの、別にきょーみないし」
貴女「それに私。このおねーさんと仲良く出来ない。」
「…!」
要「こらこらそんな事言わないの、ごめんね。妹ちゃん」
テーブルの前まで来た。
そして京兄ちゃんはかな兄ちゃんの晩御飯の用意に取り掛かる。
そして地味なおねーさんは控えめに言った。
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美歌 | 作成日時:2018年8月25日 22時