先輩と知らない人。 (ページ24)

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ユタ『A』

『……』

悠太『A、大丈夫？』

『え、あ、悠太……うん、大丈夫……ごめん、ね』

悠太『部活終わったで？』

『あ、もう時間か……うん、ごめん……』

私は部活中ずっーとぼっーとしていて、悠太に声をかけられて気がついたらもう8時をすぎていた。

ジェヒョン「Aちゃん」

「あ、はい、」

ジェヒョン「今日テヨニヒョンの家に泊まり行くんだけど来ない？ユタヒョンもスチョナもくるよ。」

「いや、私は……」

ユタ「テヨーン！Aも来るって！」

「え」

テヨン「全然いいよ、Aちゃんがよければ、ね？」

スチョナ「……。」

「いや、でも……」
ジェヒョン「少しは先輩達に甘えなよ、無理してないで」

ジェヒョン「ドンヒョガも誘ったけど今日忙しいらしいからさ笑、男だらけだけど……ね？」

「……はい……」

ユタ「よし！今日オールしようぜ！」

テヨン「本当にお泊まり好きだよなユタ笑」

きっと、これもみんな私に気を使ってくれてるんだな……とすぐわかった。

今日はスチョナ先輩とも一言も話せてなくてスチョナ先輩ともなんだがぎこちなくて……自分にとって少し辛い一日になった。

ジェヒョン「帰ろう、Aちゃん」
「は、はい」

ほかの部員でまだ残る人がいるらしく、その人たちが片付けをしてくれると言うことで私達はそれをお任せして部室をあとにした。