onceAgain

40 ページ40

悠太『テヨン、Aのこと好きだよ』



その言葉を聞いて
驚きというより不思議に思ってしまった。


『え、な、なんですか……だって、ずっとすごい嫌そうに……』
悠太『俺達に嫉妬してるんだよ』

嫉妬？

嫉妬をしてるように見えなかったし、あんなに不機嫌な顔をしてみんなに嫉妬を抱くなんて……と思い私は頭を横にふった。


『ちがう……私のこと嫌いなんですよ……』

すると悠太は少しハハと軽く笑い
ケータイを開いたら。

悠太『みてこれ』

悠太が見せてきたのはテヨンと思われる人物とのカトクのトーク。


『え……これ……』
悠太『分かった？嫉妬してんだよテヨン』

そこにはテヨンが私について悠太にすごい質問してる文章がびっしりだった。

「なんで仲良くなったの？」
「日本人なの？」
「いくつ？」
「誰ペンだって？」
「へ〜、身長少しあるんだ」
「年下なの？」
「今日家行くって本当？」
「まさかメンバーみんないくんじゃないよね？」
「Aちゃんって俺のこと知ってる？」

『いやこれは……なんか……想像つかない……笑』
悠太『まぁね笑こんな聞いてきたから、俺がAの話して、多分相当気になってたんだとおもう、んで、今日会って一目惚れしたんだと思うで？』


『あぁ……なるほど………………はぁ？？！？！ひひひ、ひひ。一目惚れ？？！？！』

41→←39((作者から

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す