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悠太から突然の告白で固まってしまう自分。
暑さのせいかそれとも今の状況のせいなのか
汗がでてくる。
目も泳いでしまう。
でも、悠太はその言葉を言ってから何も言わなくて、うつむいたままだった。
『……あの、えっ、と……』
なにか言わなきゃと思い言おうとするが何も出てこなくて、
『え、っと私は……悠太さんのこと好きです……でもなんて言うか……』
うまく言えなくて、涙が出そうになった。
『その……あの……私は悠太さんのこと今までファンのひとりで悠太さんのことはアイドルとして好きでした……でも、ちゃんと出会ってから自分が悠太さんに対する気持ちが変わったというか……』
私は、もうこの際、言ってしまおう吐き出してしまおう、そう思ってすべてを話した。
『悠太さんが私好きです、アイドルとして、じゃなくて……恋愛感情の、好きです……でも、悠太さんはアイドルだしみんなから凄く愛されてます、だから私はお付き合いは無理だってわかって今言ってます、』
いつの間にか気づいたら涙が出て言葉が途切れ途切れになっていた。
感情が溢れて、涙が地面に落ちるのもわかった。
『でも、今悠太さんは私に好きって言いました、でもそれは、恋愛感情としてって、言ってたけど、ダメですよ……付き合えないです……悠太さんが困る……ファンの人も悲しむ……だから、だから、……!!』
突然私を抱きしめる悠太。
私を強く、でも優しく抱きしめて、私より大きい体で、手で優しく包まれた。
悠太の手が私の後ろ髪を撫でるのがわかった。
そして
悠太の鼻をすする音も微かに聞こえた。
悠太『好きでごめん』
悠太は私をだきしめたままそう言った。
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みかっくま(プロフ) - ゆうたおっぱLoveさん» コメントありがとうございます!テストなんですね!悠太の嫉妬はこのあと徐々に出していきます…ニヤニヤ頑張ってください〜! (2016年9月1日 22時) (レス) id: bf78c91822 (このIDを非表示/違反報告)
みかっくま(プロフ) - 青空透虹さん» コメントありがとうございます!気づきませんでした!指摘ありがとうございます! (2016年9月1日 17時) (レス) id: bf78c91822 (このIDを非表示/違反報告)
青空透虹(プロフ) - オリフラ外してください (2016年8月31日 23時) (レス) id: 8c8c00d64a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうたおっぱLove - みかっくまさん» またまたコメントすいません!悠太くん嫉妬してるのちょーいいです!私テスト前なんですけどこの作品読んで頑張ります更新頑張ってください応援してます! (2016年8月31日 22時) (レス) id: 69b1d68a40 (このIDを非表示/違反報告)
みかっくま(プロフ) - ゆうたおっぱLoveさん» コメントありがとうございます!わかります!NCTのお話すくないですよね……グダグダな小説ですが、読んでくれると嬉しいです!頑張ります〜!! (2016年8月30日 1時) (レス) id: bf78c91822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みかっくま | 作成日時:2016年8月27日 3時