ゆらり、くらり、恋心。 2 〜鈴木達央〜

sweet sweet days * 59 ページ30

信長side





たつさんが連れてきたのは、天使だった。





うん、さっき調べてたけどこの人だいぶ有名な人だよ。






K＆Kって言う二人組のレイヤーさんで、ケイさん。





マジでかよちんだよぉ〜っ！！





で、この二人は何ともいえない関係みたいで。





前、たつさんが言ってたのはケイさんのことなのかなぁ。






なんか、たつさん照れてるみたいだし。






島「仲良いですね、まるで恋人みたい。」






不意にそんな言葉が出てきてしまった。






鈴「っ！！？信長っ。」





ん、あれ....?






ケイさんも黙っちゃってるし。





たつさんマジデレだし......。





A「全然そんなんじゃないですよね、友達ですよっ！！」






あ、たつさん振られた。







コンコン。






ちょうどその時ドアがノックされた。






宮「達央ちょっと司会者が.....。」






鈴「ん、真守？」






宮「なんか、司会の女の子が渋滞で送れるって。」






島「それは大変！！」







宮「誰か代わりの子いないかなぁって......。」






あ.......。






全員、彼女の方を向く。






A「私ですかっ！！？無理無理っ！！」






宮「お願いっ！！進めるだけだからっ！！」





島「俺からもお願いします！！」






せっかくファンの方も来てくれてるんだし....。






A「でも......。」






鈴「A、ダメか？」





A「.........。わかりました、でもちょっと待っていてください。」






そう言って彼女...、Aさんは控室を飛び出していった。

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