ゆらり、くらり、恋心。 2 〜鈴木達央〜

sweet sweet days * 48 ページ18

達央side







色っぽい.........。






口を恥ずかしそうに開ける、A。





お風呂上りとかの濡れている姿でこれやられると、俺理性崩壊するわ。





Aの前では平然と保っているけど......。






A「ん！！美味しいっ！！」






鈴「ん、そっかよかった。じゃぁ、俺も....。」







俺も一粒摘まんで口の中に入れる、






ふーん、やっぱり高い物はそれなりに美味しいんだな。






まぁ、でもAの手作りには叶わないかな。





ん..?





俺はその時トリュフに少し違和感を持った。





鈴「これ、酒はいってないか？」




しかも、結構強いやつ。







A「ふへぇ？」






ん、こいつなんか顔が赤いような......。





鈴「A........。」





A「何ですか、達央さぁん？」





うん、酔ってますね。酔っていらっしゃいますね、Aさんよ。





鈴「まさか、チョコで酔うって...。」





弱すぎるだろう....。





A「ん....、達央さーん。」





鈴「ちょっ、Aっ！！？」





俺にいきなり抱き着いてくるAさん...。





俺、もう何かが切れそうなんですけど。





A「私....、達央さんのコト...........。」







鈴「ちょっと待って！！」





俺の抵抗も叶わず、Aに押し倒される。






俺、そんな趣味無いんだけど...。





Aの整った顔が俺の目の前にある...。






そして、潤んでいる瞳が愛おしい。






鈴「っ......。」






揺らぎまくる、心。




揺らりくらり、恋心...。



って、揺らぐじゃ収まらねーつーのっ！！

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