恥ずかしいんです！！【stxxx】【青】

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Aサイド



「ねぇ、Aちゃーん！
　これ、出張のお土産ー！」


会社の同僚から、お土産を貰った。

美味しそうなクッキーと、オレンジジュース
っぽい飲み物。

ただ同僚が、

「絶対Aちゃんが食べてね！
　あ、良かったら、どうなったか聞かせて！」

と、ニッッッコリ笑顔で言ってたから
何かあるんだろうな…食べずに捨ててやろ…←


こ「！おかえりー！
　 ？なにそれ？」


ころんが私の手にあるお土産の袋を指差す。

……あ、良いこと思い付いた！

これ、ころんに食べさせてやろ！


『これ、会社の同僚から貰ったの！
　お腹空いてないからあげる！』


こ「え、良いの？！」


目を輝かせてそう言う。
可愛い。なんか怖いけどあーげよ！


ボリボリボリ……


クッキーから食べていくころん。


こ「…！？なんか、熱い……」


えッ？熱い！？(別に変なこと思ってないよ？)


『え、？熱い？』


そう言ってころんの方を見ると、


こ「！？！？何これ！？」


ころんが女になっていた

『…え！？』

しかも私よりも遥かに可愛い。
髪は腰まであり、目はパッチリ二重、
しかも細い。

完璧な“女の子”

こ「…はぁぁ！？！？」

あ、声はそのままなんだ……←


こ「ちょっ、マジ何これ！？
　 誰から貰ったの！？男！？」


『いや、女の人だけど…』


こ「じゃあ良かったんだけどさ、
　 説明書とかに何か書いてない？！」


あ、その手があったか…叶うことならずっと
ころんのこといじってたいのに…

『ん、おっけ』

するとそこには、

《このマジカル・クッキーは、食べると
　異性になり、異性のことを体験できます！》

と、書いてあった。

クッキーの名前よ…
じゃなくて、直す方法は？


《＊直す方法は、付属品の
　マジカル・ジュースを飲むことです！》

マジカル……じゃなくて、あの
オレンジジュース…！！

必死に鞄の中から探していたら、口にクッキー
を入れられる。


こ「Aも男になれーー！！」





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