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K「いきなり辞めるなんて、俺らなんかしちゃった?
悪いとこあったら言って
すぐなおすから、やめないで」
『違う、違うのケイ君、一回落ち着いて』
K「美花が辞めるなんて言うからさ、
そりゃ焦るよ」
『ごめん、いきなりすぎたね』
私から離れたケイ君を見れば
すごく悲しそうなうるうるした目
大丈夫の意味を込めて手を握る
『さっきも言った通り詳しくはおじさんが話をするんだけど
私は一回、ケイ君達の寮母を辞めます
ケイ君達が嫌だから辞めるなんて思わないで?
ありえないから、そんなん』
K「もしかして、俺ら…」
察しの良いケイ君は気付いてしまったかしら
『やっぱり、ケイ君に上手く誤魔化すなんてできないかw
多分明日には聞けると思うんだけど
聞きたい、よね』
K「なんとなく分かったけど、美花の口から聞きたい」
『…分かった。ケイ君達のデビューを
決めるオーディション番組が(ギュ最後まで話させてよ』
K「っ、無理、ごめん」
『おめでとう、本当に』
私を抱きしめたケイ君の肩は震えていた
K「あー、ごめん、取り乱した
でもなんで番組始まるから辞めるになる?」
『番組が韓国で撮影でね
私は韓国の寮母はしないからその間お別れって話』
K「じゃあもうずっと辞めるんじゃなくてその期間だけか」
『そう、言い方に語弊があったねw』
K「本当、ありすぎだよ」
『ごめんw
とりあえず今日はもう遅いから部屋戻るね。
おやすみ』
K「うん、おやすみ」
T「なんで韓国来れないの!」
E「ずっと、じゃないからいいでしょ、タキ」
N「もっと、かっこよくなって帰る、また」
K「じゃあ、連絡するから、健康に気をつけて」
4人「行ってきます!」
『いってらっしゃい!』
4人をお見送りしたら
シーンとなる家
数ヶ月前までは1人が当たり前だったのに
寂しいけれど彼らも頑張るんだから
私も頑張ろう。
スーツに着替え
玄関横に飾ってある5人で撮った写真に向かって
『行ってきます』
キリトリ
作者通ります
最後ちょっと駆け足でしたが
無事に1が終わりました
移行です!
沢山の方々に見ていただき作者とっても嬉しいです
次回は5人も登場します
お楽しみに
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作者名:やみやみ | 作成日時:2023年8月31日 0時