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『また明日会えるから、って美花さん?』
腕をギュッと掴んだまま涙目になってる美花さん
美花「…ひとりぼっち嫌なの」
『うーん、じゃあ寝るまで、ここいるよ』
美花「一緒に寝てくれないの?」
ん?なに言ってるんだ、美花さん
一緒に?俺が?そんな事したらみんなに怒られるんじゃ
考えていたら今にももう泣きそうな美花さん
『分かった、寝るよ』
美花「やったぁ、嬉しい」
嬉しそうな美花さん、可愛い
俺がベッドに入るとずっとこっち見てニコニコしてる
『入ったから寝ますよー』
美花「はぁーい、ねぇあとさ、私の事呼び捨てにしない?」
『美花…?』
美花「そう、それが良い」
もうほぼほぼ寝てる状態で喋ってる美花w
『はい、おやすみ、美花』
頭を撫でて俺も眠りについた
N「こんな感じw」
『お姫様抱っこまでしてくれたの、はずかしw
重かったでしょ、大丈夫だった?』
N「全然!
もう少し、重くなって、いいと思う」
『ありがとう、ニコw』
4人と一緒に過ごすようになって眠い時にみんなに甘えてるのは
きっと小さい時に上手く甘えられなかったから
起きてる時に甘えるのが苦手だから無意識に甘えたくなってしまうのだろう
それに気付いてるのかみんなお願いに答えてくれて
甘えさせてくれるから嬉しい
『よし、じゃあ今日はニコの好きな物朝ごはんで作るね。』
N「やった、嬉しい!」
K「おはよう」
『おはよう、ケイ君』
K「よく寝れた?」
『うん、ニコのおかげでちゃんと寝れたよー』
K「そっか、良かったw」
そう言って頭を撫でてくれるケイ君
『ケイ君ってよく私の頭撫でるけどなんで?w』
K「可愛いから?w
そこに頭があるから?w」
4人はすぐ可愛いと言ってくれるから嬉しくなってしまう
『そっかwそれじゃあ私も!』
ケイ君の頭を撫でようとするけどちゃんと届かない
K「届いてませんよ?お嬢さん?w」
『私さ、女の人の中では背高い方なんだけど?
ケイ君しゃがんで?w』
K「仰せのままにw」
彼らと一緒に過ごしてだんだんと傷も癒えてきている
感謝の気持ちを素直に伝えていきたい
いつか伝えられなくなってしまう事があるかもしれないから
『みんな起きたら写真撮ろうね!』
K「そうね、たくさん撮ろう」
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作者名:やみやみ | 作成日時:2023年8月31日 0時