＆Episode 3 ページ14
みんなが事務所に行っている間に家事をある程度終わらせておいた
そういえばおじさんから話は聞いていたものの彼らの動画を見たことはなかった
自分が踊れなくなってから自然にダンスや音楽から距離を置いていたから。
彼らと過ごしていくうちにパフォーマンスを見たいという気持ちが芽生えてきたの
そうなれば行動するのみと思った私は動画をつけた
Iland本編を見ていたら本人達が帰ってくるかなと思いとりあえずパフォーマンスを見る事に
タキ君のまだ小さい体なのにダイナミックな振り
ウィジュ君のさわやかさと歌声の良さ
ニコラス君の普段の可愛さからは想像できないダンスのかっこよさ
そしてケイ君の圧倒的な存在感と踊り方に感動した
もちろん他の練習生やデビューメンバーも凄かったけど
4人も負けてないし絶対にデビューして欲しいと思った
T「ただいま〜！って美花さんどしたの！？」
泣きながら携帯を握りしめていたから
1番初めにリビングに入ってきたタキ君を驚かせてしまった
次に入ってきたウィジュ君が近くにきて
E「美花さん？何がありましたか、大丈夫ですか？」
と心配してくれた
『大丈夫！
みんなのパフォーマンス見て上手だなと思って感動しただけだから！』
そう言い訳したら
K「そう言う事ねw
俺らがいなくて悲しかったのかと思ったよ？w」
なんていじられましたw
夜
ｺﾝｺﾝ
『はーい？』
T「美花さん、寝れない…」
寝る前のルーティンを終え
そろそろ寝ようかと思ってきたら可愛い子が部屋に入ってきた
『またココアでも作ろっか？』
T「ココアもいいけど、今日は一緒に寝たくて…」
『一緒に？寝ると？』
と聞き返すとコクコク頷くベイビーちゃん(ベイビーじゃないよ！byタキ
おいで、というと私のベッドに入ってきた
『今日事務所でなんの話してきたの？』
T「今日はね、寮で美花さんにお世話になってますって話がメインだったよ！
あとは事務所の説明とか軽く練習もしてきた！あとね…」
目をキラキラさせて今日の事を話してくれるタキ君
可愛くて気がついたら頭を撫でていた
ちょっと驚いた様子だったけどまた話を再開するタキ君
T「って感じであっという間に時間経っててね
帰ったら美花さんに沢山話聞いてもらおうってるんるんだった！
なのに泣いてたからめっちゃびっくりしたんだよ。」
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作者名：やみやみ | 作成日時：2023年8月31日 0時
