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�� ページ35
慎太郎side
次の日、北斗の熱は上がっていた。
先生の話では緊張が解けて上がっているって言ってた、
今は40°Cジャスト。
北「うぅ、、、ん、、はぁはぁ」
息も荒く視界も定まっていない。
慎「ほくと、大丈夫だからな。
とーさん、ここにいるからな。」
北「おとー、さん、、はぁはぁ」
北斗を抱きしめようと思ったとき、
北斗の体がガタガタと震え出す。
けいれんだ。
必死にナースコールをおした。
先生たちがきてくれて
処置をしてくれたのでなんともなかった。
何度見てもあの光景は慣れない。
北斗は熱性けいれんを持っている。
初めて出たのは2歳ごろだった。
急に震え出したときは本当に死ぬかも思ってもうパニックだった。
熱性けいれんを起こした後は必ずそばにいる。
これはずっと決めてること。
北斗を安心させるのもそうだが自分を安心させるためだ。
その日は一晩中北斗に付き添った。
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作者名：美香 | 作成日時：2020年3月26日 22時
