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山田｢じゃあ、またね｣
｢うん、ありがとう。｣
マンションの前に停めてもらい、車のドアを開けて出る。
涼介の車が見えなくなるまで立っていて、見えなくなったら中に入る。
｢ただいま〜｣
コンシェルジュの人にそう言いエレベーターに。
ここのマンションは親が借りてくれた。
防犯が心配だ！なんて言ってコンシェルジュのいるマンションを選んで。
｢ありがたいけど、いつかは私が払うんだよなぁ〜...｣
流石に今の給料じゃまだ無理だ。
エレベーターから降りて、１番端の角部屋に。
角部屋だから心配するのは隣だけだからいい。
窓も多いし、洗濯物がすぐ乾く。
鍵を開けて中に入ると、電話がかかってくる。
私はポケットからスマホを出して、相手を見る。
相手は裕翔で。
応答し、スピーカーにする。
｢もしもし？裕翔？｣
中島『A〜よかった、山ちゃんは帰ったんだ？』
｢まぁね。
なに？涼介と喧嘩中とかじゃないでしょうね？｣
中島『違う違う！』
ならいいけど....と、言う。
私はカバンをソファーに置いて、キッチンで水を入れる。
中島『山ちゃんだけAと話すなんてずるいもん。』
｢いやいや、涼介は迎えに来てくれたんだもん。仕方ないよ。
で？用はなに？｣
私はコップに入れた水を飲みながらお菓子を出す。
スピーカーってこれだからいいよね。
中島『いつ次は会えるかな〜って。』
｢先週会ったじゃん。
それにライブ前なんだから、仕事に集中しなよ？｣
裕翔の電話の向こうから、メンバーさんの声が聞こえる。
中島『え〜いいじゃん、ね？』
｢ちょ、今から仕事なわけ？｣
そうだけど？
と言う裕翔。
涼介は仕事に行く前に迎えに来てくれたのか。
終わったとか嘘ついてたのに。
中島『あ、山ちゃん来た。』
電話の向こうが騒がしい。
｢メンバーさんと喋った方がいいんじゃないの？｣
私はソファーにお菓子と水を持って座る。
中島『俺はAと喋っていたいの〜』
電話の奥で涼介の名前が聞こえたのは気のせいだろう。
｢でも、私もすることがあるから。
電話切るよ？｣
中島『んー。わかった。
いいよ。じゃあ、またね』
｢うん。またね｣
電話を切って洗濯物を取り込む。
裕翔とも会ってあげないとな。
怒っちゃう。
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ユウナ(プロフ) - 完結おめでと！お疲れ！めっちゃ面白かった！隣の部屋の絶対王子様の方にも遊びにいくね！ (2017年8月18日 0時) (
レス) id: a67999168f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーのん - ヤバイ（≧^≦）/めっちゃドキドキしました!！、 (2017年8月17日 23時) (レス) id: 008757312e (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - 真麻さん» ありがとうございます！ (2017年8月17日 11時) (レス) id: d0503d8f0c (このIDを非表示/違反報告)
真麻(プロフ) - 感動です、、、泣 (2017年8月16日 22時) (レス) id: 62b049ed6c (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - 和美/美香さん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2017年8月5日 22時) (レス) id: d0503d8f0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美花
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami03071/
作成日時：2017年7月31日 22時
