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お風呂から上がり、髪を拭きながらお酒を飲む。




チューハイの缶を持ちながらソファーに座り、テレビを見る。




すると、電話がかかってくる。




チューハイを机に置き、電話に出る。




相手は知念くんで。



仕事が終わったのだろう。




「はーい」



知念『ごめん、今大丈夫?』



「うん、大丈夫だよ」



もうすぐ23時。




明日は仕事だから早く寝たいが、知念くんからの電話だ。




知念『よかった。
さっき僕も帰ってきたとこなんだ。涼介に送ってもらって。』



「あ、そうなの?
お疲れ様。

やっぱりアイドルは大変なんだね。」



私だったら絶対にやだ。




「ねぇ、知念くん?」




知念『ん?なに?』



「2人に言おうと思ってるの。

いつになるかはわからないけど、近いうちに。」




あの2人が私の家に来た時に。




いつくるか分からないけど。





知念『そっか。
多分、2人なら明日にでも行きそうだけど。

僕の我儘かもしれないけど、ライブ前に言ってほしい。

ライブはもうすぐだけど、ライブ前だとファンの前だから気持ちを隠す。
でもライブ終わりだと、多分仕事に支障を来たすと思うから。』




「わかった、ライブ前ね。

でもなんで知念くんはそんなに構ってくれるの?」




ただの一般人。



涼介と裕翔の幼馴染みってだけ。




知念『最初、Aちゃんの事嫌いだったよ。
アイドルに媚び売ってるやつだってね。

でも、涼介と裕翔が心から好きなんだってわかった。
2人から話を聞いているとどんな子か気になってね。
それに2人がAちゃんの話をするとうるさいんだよ。

だからかな。』



嫌い。か。




確かにそうだろうね。




アイドルと一般人だと私は邪魔者だもんね。




「ありがとう。」




知念『いえいえ。

ね、Aちゃん。
Aちゃんはどうして、





“ ゆーてぃーを好きになったの? ”』

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ユウナ(プロフ) - 完結おめでと!お疲れ!めっちゃ面白かった!隣の部屋の絶対王子様の方にも遊びにいくね! (2017年8月18日 0時) (レス) id: a67999168f (このIDを非表示/違反報告)
ゆーのん - ヤバイ(≧^≦)/めっちゃドキドキしました!!、 (2017年8月17日 23時) (レス) id: 008757312e (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - 真麻さん» ありがとうございます! (2017年8月17日 11時) (レス) id: d0503d8f0c (このIDを非表示/違反報告)
真麻(プロフ) - 感動です、、、泣 (2017年8月16日 22時) (レス) id: 62b049ed6c (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - 和美/美香さん» ありがとうございます!頑張りますね! (2017年8月5日 22時) (レス) id: d0503d8f0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美花 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/minami03071/  
作成日時:2017年7月31日 22時

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