私の幼いご主人様【五条悟】

真実 ページ9

「本日、新人の使用人が悟様にご挨拶にあがります」









それでは迎えにいってきます。と女は部屋を出ていった





いつもの俺ならいらないとか、めんどくさいとか心のそこから思うけど、今回は違う



アイツが挨拶に来るんだ、楽しみで楽しみで仕方ない









「、、、、あっそ」









俺の今の専属の使用人、いつもビクビクしてウザイ



でもきっとアイツならいや、Aなら俺を受け入れてくれる



受け入れてくれないと、何するか分かんないし









「、、、、兎は寂しいと死んじゃうんだよ、、、、A」ﾎﾞｿｯ









僕は、窓から見える雲ひとつない晴天を見ながらひっそりと呟いた



でも、もしあり得ないと思うけど万が一Aが俺を拒否したらどうしよう、、、、



手足を縛ってずーと俺と一緒にいるのもいいなぁ




でも、まずはAに俺のことを好きになってもらわないとダメだよね、、、、




ふつーの可愛らしい子供みたく可愛い子ぶったら好きになってくれるかな




俺、ルックス完璧だし、天才だし、最強だし、お金あるし、きっと大丈夫かな









「、、、専属にしたら約束ごとを教えなくちゃ」









おやつは、アイツの手作りが食べたなぁ




毎日、起こしてもらいたいなぁ




おはようもおやすみも、いただきますもごちそうさまも一緒に言いたいなぁ





他の男には極力しゃべってほしくないなぁ




俺を一番に考えてほしいなぁ





俺は約束ごとを考えてるとき、頬がにやにやと上がっていた




口元を押さえても、にやにやは止まらなかった









「失礼します。本日より勤めることになりました。清水Aです」









あ、やっときた。







僕のおひめさま。

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