私の幼いご主人様【五条悟】

専属 ページ8

「あ、あの坊っちゃん？」








お願い、誰でもいいからこの状況を教えて？









「出ていっちゃだめ、、、、！！」








天使が、私を引き留めています、、、、！！


え、何で先輩達こんな可愛らしい坊っちゃんのことが怖いの？









「別に、あんな人たちに挨拶しなくていいよ、僕が止めたって言えば何もいってこないから！」









「え、で、ですが、、、、」









私が煮え切らない態度をすると、頬を膨らませ









「いーの！これは僕の命令だよ！Aは使用人なんだから！、、、、あ！そうだ！」









権力を使い私を引き止めただけには飽きたらず坊っちゃんは私に爆弾発言をしてきた









「ねーA！僕の専属の使用人になって！拒否権はないよー！命令だからねー！」









僕って天才ー！などと言って私の腕を引っ張りしゃがませ、首もとに腕を回しぎゅっと抱き締めてきた









「僕、Aのこと気に入っちゃった！これから仲良くしよ！」









「、、、、ちょ、ちょっとお待ちください坊っちゃん！坊っちゃんにはすでに専属の方がついておられますし、私などのしたっぱが坊っちゃんの専属だなんておこがましいと言いますか！」









私は頭がパンクしそうだった、目の前にいるたった11歳の少年は10分程度で私の頭をいっぱいいっぱいにさせた









「？前の専属？僕が言えば大丈夫だし！それにしたっぱでも何でも、気にしてほしくないなー！失敗したって大丈夫だよー！だからさおねがい聞いてくれるよね？」









最後、坊っちゃんは私と目を合わせ、11歳の少年が見せるとは思えない圧力を感じ









「わ、私なのでよければ、、、、よろしくお願いします？」









了承してしまった。




坊っちゃんは、やったー！っと両手をあげ喜びぴょんぴょん跳ねていた




そんなに喜んでもらえるなら言いかなと思ってしまった





別に、坊っちゃんが嫌なわけはないので、でもこの選択が私の人生の中でも




とてつもなく大事な選択になりました

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