私の幼いご主人様【五条悟】

ヒモ ページ15

話し言葉ばっかりです、、、、






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「こんなとこで何してるの、甚爾くんまた女の人に捨てられたの？」









私は、甚爾くんの隣に腰を掛け話しかけた


甚爾くんは少し私を見たがすぐに目をそらした









「捨てられてねーよ、女を喜ばせるのは得意なんだ」









「知ってるよ、うちに居たときよくやってたじゃん。お母さんは普通じゃないから、今までの女の人とは違う反応だったと思うけど」









「由理は変な女だった」









「知ってるよ、私が一番」









私たちは木陰になっているベンチに二人で座り




目の前にある遊具で遊ぶ子供達を見ながら、決してお互いの顔など見ずに話していた









「アイツ元気にしてるの？」









「亡くなった。」









「ふーん、何で」









「ガンで」









そういうとポケットに入れていた手をだし、私の頭の上においた



がしがしと人の髪が乱れることなんて考えず撫でてきた









「何でお前、着物なんて着てるわけ」









「、、、、使用人やってるから」









「高校は？」









「辞めた」









そっと言って手を離した。興味がないなら聞くなよとは思ったが私はなにも言わなかった









「ケータイ貸せ」









そう言って、私の携帯を奪いパスワードを開いて何かをしていた




気がすんだのかぽいっと携帯を返された









「、、、、なんかあったら、電話しろよ。由理には借りがあるからお前に返す」









「、、、、ふーん、分かった」









そう言って、甚爾くんは立ち上がり、自分の頭を右手でがしがしとかきはじめた



すると、くるりと私の方を向き









「、、、、あー、お前さ今"幸せ"？」









「、、、、うん！幸せ！」









そう笑顔で言うと、甚爾くんは鼻で笑い



右手で手を振りながら帰ってしまった









「、、、、私も帰ろ」









ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



なんだこれ？？？？

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