私の幼いご主人様【五条悟】

初出勤 ページ6

「ふんふんふーんっと、、、、着物よし！髪型よし！」







私は、自室にある鏡を見ながら仕事の支度をしていた




ここ、五条家は日本屋敷だけあって従業員の制服も和服だ




私は、母に教えられていたので着物の着付けは得意だった








「えっと、今日は確か当主様と旦那様と奥様、そして坊っちゃんに最初ご挨拶しなくてはならないのよね」









ここ五条家についてすこしばかり先輩に話を聞いた。




何でも五条家は呪術なんとかがすごいようで、なんか御三家の一つだーとか言ってたのだが




私はひとつも理解が出来なかった




嫌だって、私駄目なんですよ幽霊とかなんかそういうの




なのでほぼ聞かないようにしてましたね！




ただ、ここの坊っちゃんの話はなんとなくしっかりと聞きましたよ！




何でも坊っちゃんは六眼？っていうすごい目を持っていて、とんでもない逸材何だとか




それで、先輩たちは坊っちゃんのことがすごく怖いと言っていた




どんな11歳の子供なんだろうと、逆に興味が出てしまった







「Aさん、支度できましたか？」







「あ、はい！今出ます！」







使用人の中でもトップの方がわざわざ迎えに来ていただいて何だか申し訳なく感じた





二人で廊下を歩いているとひとつの部屋の前で止まった








「失礼の内容にしてくださいね」







「は、はい！分かりました」







私は廊下で正座をして、中にいる方に話しかけた







「失礼します、本日より勤めることになりました。清水です。」







「、、、、はいれ」








「失礼します、、、、あ」








そこにいたのは、





あの日、中庭に立っていた





少年だった









ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



もしも、リクエストなどがあればコメントしてくださーい！


基本的に、短編集的な感じがメインにしようと思っています！


たまに、ストーリー的な話にもなりますが

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