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37話 ページ40

「先にくたばるのはどっちだ…?バーボン、キール。1分猶予をやろう。ウォッカ。」


「へい。……」


まずい…ピッキングしているみたいだが、このままでは…殺される!!

私も妙な動きは取れない…。


「30秒経過!」


やめて…死なないで…


「20秒!」

お願い……

「10、9、8、7、6、5、4…」


「3、2、1、0」


早く来て!!


カウントダウンを終えたと同時に、照明が消えた。


何とか無事、彼が来てくれたようだ。


秀一…!!



『照明が!!』


一応、慌てる振りをする。


「っ…クソ!バーボンがいませんぜ!兄貴!姉貴!」


『っ…追いかけろ!』



「…ねずみの死骸を見せられなくて悪かったなァ…先にくたばれ…」


『待て!…はい。それで私たちはどうすれば?…はい。分かりました。』


電話をきった。


『キュラソーは警察病院にいる。情報が正しいかどうか分からないから…まだ処理はしない方がいいそうよ。』


「…フッ。それなら、もうすぐ動きがあるな。…おう。キャンティ。」


「やっと公安のノロマが動き出したよ…呑気に盗聴されているとも知らずにね…」


…盗聴か。バーボンが箱の後ろに隠れているのは気づいているが…頑張って情報を引き出すか。


『へぇ…』


「…東都水族館に行く。」


「水族館?なんでだい……」


「キュラソーが発作を起こした時に居た場所が水族館だったらしい。そこでかっさらう。」


なるほど…水族館に行くか。変装はしておかないと怪しまれる。


『どうやってかっさらうつもり?公安がいるのに…』


「アレを使う。」


アレってまさか…場合によっては弾丸の雨を降らすアレ…?


『試行錯誤中なのに使うの。…容赦ないわね。』


「フン……なんとでも言いやがれ。」


というと、ウォッカを連れて立ち去った。


見張りは私?…ならちょうどいいわ。


『…ごめん。』


「ッ何で…ここにいるのが分かるんですか。奴らに言えばよかったじゃないですか。」

NOCリストに乗っていないからか…敵対心がやや湧いている。


『目の前で殺されかけてるのに…守ってやれなくてごめん。』

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 黒の組織   
作品ジャンル:アニメ
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天然記念物(プロフ) - まゆさん» そう言っていただけると、更新の糧になります。ありがとうございます! (2019年7月20日 10時) (レス) id: 267e13a690 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年7月20日 8時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天然記念物 | 作成日時:2019年7月13日 1時

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