32話 ページ35
あの後、透のところで美味しい美味しい朝ご飯を頂いて、溜まりに溜まった仕事をやる事にした。
偽造工作多いな…何やらかしたんだ全く。
『ん?このUSBメモリ…偽造工作やハッキングと関係ないみたい…。』
パソコンと接続させると驚きの事実が判明した。
『…「5日後、警察庁からNOCリストを奪還する。警察庁の内部データを送れ。この事は無論、他のものに言ってはいけない。直ちに任務を遂行せよ…」』
…NOCリスト。まだ組織にNOCだと疑われていないから…私にこの話を持ちかけた。
まぁ、警察庁のNOCリストには載っていないし、気にする事はないけど……
バーボンが狙われる。
流石に警察庁の内部データは送ることが出来ても、NOCリストはハッキングできない……ロックが何重にも重なってる。
警察庁のNOCリストに載っていないのは、組織でかなり上層部の位置にたった今、疑われることはないが、バレてしまえば任務が遂行できない。
FBIが警察庁上層部直々に頼むと、「仕方ない」と渋々了承してくれた。
あの組織は、警察庁もマークしているし仕方ないか。
まぁ…透だって警察庁が狙われるのはいずれ分かるだろうし……
頑張って生き延びて…
などと思考を巡らせていると、電話が鳴った。
ジンからだった。
『…何?』
「《あのこと》は知っているだろ…?明日の夜緊急会議だ。アジトに来い。それだけだ」
『…はい。後で内部データ諸々送るからさ…それで作戦練って。RUMにもおくる』
「…分かった。じゃあな」
電話が切られた。
『はぁ…これから大変なことになりそう……』
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この作品を手に取って頂き、誠にありがとうございます。
そろそろこの作品が続編に行くにあたって、『純黒の悪夢』を進めていきたいと思います。
いい感じ夢主ちゃんの正体が暴けるといいかな、なんて思っています。
これからも長らくお付き合い下さいませ……m(*_ _)m
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天然記念物(プロフ) - まゆさん» そう言っていただけると、更新の糧になります。ありがとうございます! (2019年7月20日 10時) (レス) id: 267e13a690 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年7月20日 8時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天然記念物 | 作成日時:2019年7月13日 1時