28話 ページ31
「聞かせてくださいよ!安室さんとの出会って恋人になるまでの過程を!」
『えぇ…?ちょ、それは……』
出会い…!?
…ちょうどFBIの別件があってたまたまポアロで働いてたら、
バーボン基降谷零がやって来て、何でここに公安が!?と思っていたら自然と仲良くなりまして、恋人になれました。
これをどう言えと…今透居ないし。
『えっと…ポアロで一緒に働いてたら、新人で透が来て…趣味も合うし、仲良くなってたんだよ。そしたら、自然と付き合うことになったんだ。』
「そうなんですか!?」
興奮気味の園子ちゃん。こんなんでいいのでしょうか。
すると、蘭ちゃんが「はい!」と手を挙げた。
驚いた顔のコナンくんは、すぐに呆れた顔へと移り変わった。
『はい。蘭ちゃん…』
「こっ…告白はどっちからしました!?」
顔を真っ赤にさせながらそう聞いた。
『なっ…!?』
洗っていた皿を落としそうになった。
意外な質問すぎて、一瞬頭が真っ白になった。
『と、透…』
「なんて言ったの〜?」
コナンくんがあざとい顔と声でそう聞いた。
恐らく、完璧な彼がする告白に興味を持ったのだろう。
『「実は、会った時から一目惚れでした。僕はAの事を一生守って見せます。…付き合って頂けませんか?」って…』
というと、女子高生2人はキャーキャーと盛り上がった。
「なんて返したの〜?」
『興味持ちすぎだね…。「もちろん、答えはOKです。」って言ったよ。』
「へぇ〜…」
『コナン君も、隣にいる彼女にちゃんと思いを告げないとね。』
小さな声でそっと耳打ちすると、「うっせ…」と小さく返事が帰ってきた。
ちょうどその時、ポアロの裏口のドアが開く音がした。
「随分盛り上がってるね。なんのお話をしてたんですか?」
透だった。
481人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天然記念物(プロフ) - まゆさん» そう言っていただけると、更新の糧になります。ありがとうございます! (2019年7月20日 10時) (レス) id: 267e13a690 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年7月20日 8時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:天然記念物 | 作成日時:2019年7月13日 1時