22話 ページ25
『真純ちゃん…?』
「本当に心配したんだからな〜!無事でよかった!」
チラッと見ると、中学生くらいの女の子が立っていた。
「災難だったな…ケホッ…通り魔なんて。」
『あ…メアリーさん…その姿、どうしたんですか?』
特徴的な口調と容姿で世良メアリーだとわかった。
「まぁ、色々あってな。…長くは居られないな。」
母親同士で仲良かったからな…
『そうなんですね…』
「凄いな…すぐ見抜かれるとは思わなかったよ。」
『あはは…』
コードネームがメアリーだと、自分のこと自分で呼んでるみたいで複雑な気持ち…
「今度、エマにも伝えといてくれ…」
エマとは私の母親。日本人とイギリス人のハーフで、七海エマ。母親はイギリス人の血をひいている。
『分かりました。ここに来るとは思ってなかったので意外でした…』
「あぁ…それは、真純が急に〘Aさんが通り魔に刺されて入院してる!〙って大慌てで出かけようとするから、着いてきただけだ。」
「仕方ないよママ〜…だって心配だったんだもん…」
『ありがとう。』
「…そろそろ私達は帰るとしよう。恐らくここに私のことを知られてはいけない人物が来るだろうし…」
窓の外を見ると、コナン君が病院内に入ってくる様子だった。
疑われてるのか?
『そうですか…それじゃあ…また。』
手を振って、また窓に視線を落とした。
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天然記念物(プロフ) - まゆさん» そう言っていただけると、更新の糧になります。ありがとうございます! (2019年7月20日 10時) (レス) id: 267e13a690 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年7月20日 8時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天然記念物 | 作成日時:2019年7月13日 1時