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12話 ページ14

バーボンside

「私ぃ…ちょっと酔ってきちゃった…」

ターゲットがそう言って、肩にもたれる。

正直…彼女が現れてからは、ハニトラも嫌になってきた。


「ええ…僕もですよ。」

偽りの言葉を吐き捨てて、軽くターゲットを抱き締める。

ターゲットはもう深い眠りについている。

催眠薬を入れておいた。

行為をしなければいけないかと思っていたが、意外とあっさり情報を教えてくれた。

「それよりも…」


大丈夫と言っていたが、メアリーのほうが心配だ。

こちらは終わったし、様子を見るくらい…


いいよな?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Aside

「はは…本当に可愛くて面白い…」

『そう言ってくれて嬉しいです。』

情報を話してくれたのはいいが、隙がなく何時出ればいいのか分からない。

銃を取り出すのに最適な右手も、ターゲットにがっしり掴まれたせいで抜き出せない。


不味いな……

「ねえ…僕、そろそろ我慢できないよ。君の願いを叶えてあげたんだから、僕の願いを叶えてくれよ。」

隙が出来た。右手が使える。


『じゃあ、最後に一つだけ!』

「なんだい?」


「……死んでくれますか?」


『え…』

目の前には、無様に転がる血塗れの死体。

銃を構えるバーボン。


「全然大丈夫。じゃなかったですね。」

といい、抱き締めるバーボン。

『…別の顔をちゃんと使い分けないとダメでしょう?』

「今だけでいい…今だけ…」


『私も今だけでいいから…七海Aに戻る…』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『終わったわ、ジン。』


「どうだった。」


『まあまあ、ね。良くも悪くも。というか、NOC疑惑あるって言ってたけど…意外と従順だった。』


「…そうか。まぁ、あの方やRUMからの指示に従うだけだ…判断は任せる。」

バーボンと仕事をすると…なんだか調子狂うな…

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , 黒の組織   
作品ジャンル:アニメ
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天然記念物(プロフ) - まゆさん» そう言っていただけると、更新の糧になります。ありがとうございます! (2019年7月20日 10時) (レス) id: 267e13a690 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年7月20日 8時) (レス) id: 76d368eb20 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天然記念物 | 作成日時:2019年7月13日 1時

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