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「あ、あの…。来ま…した。」
瑞稀「ちゃんと遅れず来たな。」
井上君を見つけて声をかけると、彼はそう返事をして、私の顔をまじまじと見つめた。
「な、何ですか？」
私は気になり質問した。
瑞稀「別に(笑)まつげ、凄い所についてんだな？あんた(笑)」
「へ？」
井上君の言葉が理解できず、考えていると井上君はこう言った。
瑞稀「鏡、見れば？」
言われた通りにすると、やっと意味が理解できた。
「わわ！ちょっと、やめてよ！！！」
私は恥ずかしくなり顔を伏せた。
瑞稀「こっち向いて。」
井上君はそう言って、私に「顎クイ」というやつをやった。
「えっ！！」
瑞稀「目とじて。動いたら目ん中入る。」
「う、うん。」
どうやら、井上君は私のつけまをなおしてくれるらしい。井上君って本当はやさしいん じゃ…？
瑞稀「ん。できた。」
私はゆっくり目を開けて鏡を見た。
するとそこにうつっている私の顔は、まつげの位置が直された顏ではなく、さらに変なつき方 をしている顔だった。
「ちょ、ちょっと！もう、ふざけないでよ！！！」
またまたはずかしくなり、今度は自分でつけまをなおした。
瑞稀「はははっ。面白っ。」
「何も面白くないよ！」
やっぱり井上君はやさしくない。
もっと言わせてもらうと、これがﾄﾞS王子？ただいじわるな男の子じゃないの？
瑞稀「ごめん。」
ドキン…。一瞬私の胸が高鳴った。彼は私をまっすぐ見つめ、何か落ち込んだ顔をした。
「べっべつに！いい…よ…。」
ドキン…ドキン…ドキン‥ドキンドキン
あれ、おかしいな。私何でこんなにドキドキしてるんだろう？
瑞稀「え…。」
井上君が顔を真っ赤にして目を泳がせている。
「井上…くん。どうしたの？」
瑞稀「どうしたのって…。」
井上君は私の方を見ると、私の腕を取って急に走り出した。
「ふぇっ？！ちょ、ちょっとどこいくの？！」
瑞稀「うるせぇ。だまってついてこい！！」
井上くんは、学校に着くと屋上へと続く階段を行った。
「ね、ねぇ、どこ行くの？」
瑞稀「だまってろ。」
そう言うと同時に私たちは屋上へとたどり着き、井上くんは私の腕をつかんだまま、立ち止 まった。
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Leena(プロフ) - わーわわーわーわわわーーー (2018年12月24日 20時) (
レス) id: 269f2c8d73 (このIDを非表示/違反報告)
まる - ルールを理解せず作られた違反作品が増え、占ツクが無法地帯だと言われる要因の一つにもなっています。皆が楽しく活動できる占ツクになるようご協力下さい (2018年12月4日 20時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。最初に編集画面の注意事項をちゃんと読まれましたか？そこら辺をちゃんと読まれて、ルールを確認の上作品を作るようにして下さい (2018年12月4日 20時) (レス) id: 37f06ab587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みじゅき | 作成日時：2018年12月4日 20時
