佰捌拾弐ノ型 ページ30
それから、焦凍達は仮免補習を突破したらしく、上機嫌そうに帰ってきた。
.
『あ、焦凍お帰り。イナサはどうだった？現見先輩も』
「現見って方はわかんねぇけど…夜嵐は…いつも通りだった。それで……仲良くなった」
『！そっか。』
「あと、親父も何しようとしてるか興味もねけど、変わろうと、してる……気がする」
『！！……ん。そう、だな。』
焦凍が、エンデヴァーを「クソ親父」でなく、「親父」と呼んだ。些細な事だが、大きな進歩だ。
……その変化に、嬉しくなる。
(エンデヴァー……
オールマイトが引退して多感なんだろうな。)
これを期に、変わっていけば良いんだろう。中々イメージとは変わらないものだけど。
「それと…………A」
『？何だ？』
「インターンの時、抱えてるモン無くなったらAに話してぇ事がある、って言ったよな。」
『？……あぁ、そうだったな。』
悪い事じゃなければ良い……って思ってたな。
「________今日の、夜。話す」
『？…嗚呼。』
焦凍はとても真剣そうだ。話がある、って言われた時位に。いや、それ以上に。
(？そんな重い話なのか？？何か助言してあげるべきか…いやそういうのは焦凍本人が乗り越えるべきだから、後押しする様な形が良いか？)
本当に、悪い事じゃ無ければ良いんだが。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
そして、夜。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿寮前、階段。
私が階段の上に居て、焦凍が何段か下に居る。私が見下ろす形で焦凍が話を始めた。
『それで、どうしたんだ？焦凍。そして、何故に夜』
「クラスの奴とか、人が居る所で話したくねぇんだ」
……えっ、やっぱり何か悩みなのか？
それも、重い感じの……
『……そっか。それで内容は』
やっぱり焦凍も多感だし、話次第だが私に出来ることがあればしないと。
「………A」
『ん？』
「体育祭……いや、USJの時から思ってたんだが」
(そんな前からなのか……)
「俺は＿＿＿＿」
・
「_____Aが好きだ。」
・
ん？
…………えっっっっっ、
ん？？？？？
隙？
杉？
スキ……
すき……
『…………好きぃぃ！！？』
ー
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実珠(プロフ) - こはねさん» いえいえ作品を大切に思ってくださっている事が伝わって嬉しかったです︎💕 ありがとうございます！ いつか直るといいなあとは思っているんですが……楽しみにしてくれている読者様に1〜3章公開できなくて心苦しいっ泣 (1月13日 15時) (
レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
こはね(プロフ) - そうなんですか、、それはムカつきますね！初コメがこんなコメントになってしまい申し訳ないです！！実珠さんの事情もあるだろうに無神経でした！！すみません！ (1月12日 21時) (レス) id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - こはねさん» わぁぁぁすみません〜……！！！1〜3章なんですがバグか何かで誤って消えてしまって、、、作品復活ツールを使っても戻らない次第で😭 出来れば再公開したいのですが……！申し訳ないです泣泣 (1月12日 20時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
こはね(プロフ) - 1〜3章が無くなったのは何故でしょうか、、？この作品はとても大好きでよく見返してました！なので4章からでも特に問題なく読めたのですが、やはり物足りなく感じてしまってます、、、。再公開して下さると嬉しいです (1月12日 18時) (レス) id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
sou - 4回目ですが、やはり面白いです (2023年1月28日 14時) (レス) @page43 id: 4c3e1ad624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実珠
| 作成日時：2020年8月7日 23時
