佰漆拾陸ノ型 ページ21
「A、さっ、うわ威力すごっ、」
Aさんが技を使った瞬間、とんでもない風圧が辺りを襲った。
「…っぐぅ…っ！！」
吹き飛ばされない様に踏ん張る。
(僕は今100%だから踏ん張れてるけど…普段の僕だったら絶対吹き飛ばされてた！)
風圧が止んで、目を開く。
(治崎と、Aさんは…！！)
『！＿＿＿＿＿Aさんっっ！！！』
Aさんが倒れていた。傍らには木刀が折れて、転がっている。おい待て待て、嘘だろ？
「Aさんっ、！！」
「おねえちゃん、」
『ぁ……い、ずくか…？はは、えりちゃんも無事か』
「Aさん今どういう状況なの？このままで、大丈夫なの！？」
『ん……たい、りょくの使いすぎだ。またすぐ目覚めるか、ら…』
僕の背中にいる壊理ちゃんを一撫でして、Aさんは気を失った。規則正しい寝息が聞こえてくる。
良かった、寝てるだけ……。
「あの人、が…」
「！！」
見ると、ヘストマスクが取れて、気を失っている治崎。
融合していたらしい、大柄の男も剥がれている。
(凄い、一撃で……！！！)
すると、何処からかナイトアイの声が聞こえた。
「私は、確かに…治崎が逃げ、緑谷が命を落とすのを見た…こんな未来を、私は見ていない…」
「！！」
ナイトアイの発言から、Aさんが未来を変えた……
と、いう事が分かった。
(じゃあ、オールマイトの事も…変えられるかもしれない。Aさんと……二人なら)
＿＿＿＿＿＿＿＿ゴゴゴゴ………
不意に、治崎が、動いた。
「______は、！？！？」
嘘だろ？！あれだけの攻撃を食らって、まだ意識が……！
でも、よく見てみたら意識はやっぱり無いままで。それでも、治崎は……動いていた。
「Aさん…」
Aさんを横抱きにして、瓦礫が転がってない安全な場所へ運んだ。
「Aさんに任せっきりは流石に情けないや…僕も、頑張らないと。壊理ちゃん…行くよ」
返事の代わりに、ぎゅっと僕の肩を掴んだ壊理ちゃん。
そのまま、100%で治崎に向かっていった。
今度は僕が、守るんだ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ー
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実珠(プロフ) - こはねさん» いえいえ作品を大切に思ってくださっている事が伝わって嬉しかったです︎💕 ありがとうございます！ いつか直るといいなあとは思っているんですが……楽しみにしてくれている読者様に1〜3章公開できなくて心苦しいっ泣 (1月13日 15時) (
レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
こはね(プロフ) - そうなんですか、、それはムカつきますね！初コメがこんなコメントになってしまい申し訳ないです！！実珠さんの事情もあるだろうに無神経でした！！すみません！ (1月12日 21時) (レス) id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - こはねさん» わぁぁぁすみません〜……！！！1〜3章なんですがバグか何かで誤って消えてしまって、、、作品復活ツールを使っても戻らない次第で😭 出来れば再公開したいのですが……！申し訳ないです泣泣 (1月12日 20時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
こはね(プロフ) - 1〜3章が無くなったのは何故でしょうか、、？この作品はとても大好きでよく見返してました！なので4章からでも特に問題なく読めたのですが、やはり物足りなく感じてしまってます、、、。再公開して下さると嬉しいです (1月12日 18時) (レス) id: f36870967d (このIDを非表示/違反報告)
sou - 4回目ですが、やはり面白いです (2023年1月28日 14時) (レス) @page43 id: 4c3e1ad624 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実珠
| 作成日時：2020年8月7日 23時
