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『も、無理、！』
「……俺も、これ以上は、」
限界！と二人してテーブルの上に突っ伏した。
イマドキの女子高生はこれを一人で食べるんですか？
……どんな胃してるの？と二人でグロッキーになっていると、視界に影が映る。
電気でも消えた？と上を向くと、
「あれえ、偶然、」
「瑞稀？！」
『あ、井上くん』
ニッコリと笑っている井上くん、
絶対偶然じゃないでしょ。
さすがに私でもわかるよ？
「匂わせストーリーご苦労さま、すぐ特定したよ……、はしもっちゃんの取り巻きが」
「今特定って言ったよね？偶然の意味知ってる？」
『井上くん苺嫌いなのに何しに来たの？』
「……誘拐？いや、回収？」
じゃあ嶺亜、返してもらうね〜、と私の手を取ってグイグイと引っ張っていく。
えっ、と、ちょっと待って？何この状況、
「あれいくらすんの、」
『1500円？』
「一時間とちょっとね、……」
ぱぱっとお財布からお金を出して、店員さんに手渡す。
お邪魔しました、と店の外に出た。
『ちょ、井上くん！』
「ん、何？」
『何、はこっちのセリフじゃない？！』
「うるさいなぁ、」
黙って着いてきてよ、とむすっと唇を尖らせる。
どうして井上くんは怒っているのか、
どうして井上くん手繋がれてるのか(しかもコイビト繋ぎ)、
『井上くん、ヤキモチですか？』
ふざけたようにぶつけてみた質問、
なんて返ってくるかなあ、……。
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檸檬(プロフ) - やっぱりアオさんが描く瑞稀くんが大好きです!! (2020年4月12日 13時) (
レス) id: 7f7d842168 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - とても面白いです(*^^*) 瑞稀くんメッチャかっこいい! (2019年11月9日 16時) (レス) id: 33e6fc8eff (このIDを非表示/違反報告)
Jin(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています〜。そろそろみずきくんの本領発揮させてください！更新楽しみにしています。 (2019年11月8日 15時) (レス) id: b6ce9f7cb2 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - すごい良いです！ユウピ担なんだけどみずっくんもれあくんもより好きなりました！頑張ってくださいね☆ (2019年11月6日 17時) (レス) id: 047315094b (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - すいませんこれみてたら、嶺亜くん落ちが見たくなってしまいました…ごめんなさい (2019年10月30日 17時) (レス) id: 8c6c513fbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年10月23日 0時
