■強制連行からの? ページ25
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「 あ!いたいた!乗って! 」
『 ちょ、なになに 』
車の後部座席に押し込まれると、ふみちゃんのマネージャーさんと目が合ってお辞儀をした。
何度かお会いした事あるけどマネージャーさんの車に乗るのはさすがに初めてだ。
『 ねぇどこに行くの? 』
「 ん?内緒 」
『 えー…… 』
「 まぁ大人しく着いてきてよ 」
『 余計に怖いんだけど… 』
「 怖くない怖くない 」
真顔で言っても説得力ないって
「 よっし。着いたよ 」
『 えっ、早っ 』
「 ほら降りるよ 」
『 ここどこ? 』
「 まぁまぁ、 」
なんでそんなはぐらかして、
っていうか後ろから押し過ぎね?!痛い痛い
車から降りれば、目の前には小さめの看板と階段がある。
隠れ屋っぽい感じが凄くおしゃれだ。
『 ここ? 』
「 うん。降りてった先のお店に予約取ってるの 」
『 へぇ〜 』
さすがふみちゃんらしいオシャレな感じ。
というか、普通にご飯だったんだ。
階段を降りてお店の扉を開けると店員さんが出迎えてくれた。
「 いらっしゃいませ! 」
「 あ、二階堂です 」
「 奥のお席にどうぞー! 」
ふみちゃんに背中を押されて奥に入っていく。
カウンター席とテーブル席がいくつかあるお店の奥に個室になっている部屋もいくつかあるみたいで、そこを開けてくれてるらしい。
『 ここ? 』
「 うん。開けて開けて 」
言われるがまま、扉を開けると
中には見慣れた人たちが揃っていて、一瞬時間が止まったような気がした。
『 えっ、 』
「 せーの! 」
「「「「「 お誕生日おめでとー!!!! 」」」」」
拍手に包まれたまま背中を押されて中へ入る。
だーすーに神木くん、吉沢さんもケンティーもいて驚いた。
皆んな忙しいはずなのに……わざわざ集まってくれたんだと思ったら、嬉しくて、
菅田「 なんちゅう顔してんねん (笑) 」
『 いや、ビックリしたし……そう言えば私誕生日だったなって、 』
神木「 忘れてたの? (笑) 」
『 普通に忘れてた (笑) 』
菅田「 まぁAらしいわ 」
いやホントに、今思い出しました。
しかも私20歳じゃん。
流石にそれは覚えてようよって自分につっこんだ。
テーブルの上にはケーキとご馳走
それからお酒もある。
そうだ…私も一緒に乾杯出来るんだ!
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まりも(プロフ) - 旭さん» 旭さん。こんばんわまりもです。コメント有難うございます。ひっそりとですが訂正させて頂きました。いつも読んで下さって有難うございます。更新頑張ります! (2021年8月26日 22時) (レス) id: d967e47327 (このIDを非表示/違反報告)
旭 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (2021年8月26日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
旭 - こんばんは(*^^*) 夜遅くにすみません。。。 更新ありがとうございます。 物語読んでいて気が付いたのですが...。 素敵な木曜日のここの部分 そんな目で見られた買うでしょ。 らが抜けてませんか? 正しくはそんな目で見られたらではないんでしょうか? (2021年8月26日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
まりも(プロフ) - 旭さん» 旭さん初めましてまりもです。タクシーの所は変換ミスだと思います。ご指摘頂いた通りです!「透明になれ」の意味ですが全部無かった事になれば良いという意味で付けています。わざわざコメント下さり有難うございます!更新頑張ります! (2021年8月17日 10時) (レス) id: d967e47327 (このIDを非表示/違反報告)
旭 - また続けてのコメントですみません。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2021年8月17日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりも | 作成日時:2021年8月14日 20時