プリンセスの憂鬱* (ページ7)

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4-1. サプライズページ7

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事務所に戻って明日のステージの準備をしてる時、
どこからか騒がしい声が聞こえてきた。

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「あぁーー！！！！A居た！！！！」

『っ、ビックリした……』

「ヒョーーン！！！Aが居るよぉぉー！！」

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かと思えば、急に練習室のドアから叫び声が聞こえて思わずそっち見ると途端に大きな体がぶつかってくる。

この子は本当に、頭おかしいんじゃない？

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『ユギョマ痛い』

「わぁぁぁぁぁAだぁぁぁ！」

『はーいAですよーー』

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ムギュムギュ抱きついてくるユギョマを剥がしにかかる。

さっきまで踊ってたからあんまりくっつかないで欲しいんだけどなぁ。くさいし

だけどそんなのお構い無しに抱きつくユギョムの後ろからひょっこり出てきたのは、

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『マクオッパ！』

「わぁ～～Aだ、！」

『お久しぶりですオッパ～～』

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あぁ可愛い。同じ人間とは思えんな。

手を振りながらハグをするマクオッパに私もハグする。はぁ……癒される、可愛い。

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「僕にはウザがるのに」

『ユギョマのハグは殺されそうになるの。背高いし』

「圧迫されるんだね、(笑)」

『そうだよ！本当に潰されるかと思った』

「あれ、Aじゃん！！！」

『うわっベム』

「うわって何！！酷いな！」

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部屋に入ってきたのはサングラスかけたベム。
相変わらず騒がしい彼の後ろから静かに入ってきたジニョン氏も一緒だ。

あれ、もしやガッセさんお揃いで？

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「A、デビューおめでとう」

『あ、有難うございますジニョン氏』

「！！！僕が先に言おうと思ったのに！」

「会えたのが嬉しすぎてまだ言ってなかったね、(笑)」

『先に抱きつくって怖いよホント』

「だって嬉しかったから～～～」

　

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まさか私が居ると思わなかったんだって。

なんか懐かしいなぁぁ。ユギョマや皆んなに会うのいつぶりだっけ。
皆んながデビューしてからはあまり会う機会が無かったから、こうして会うと何か照れ臭いというか

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「急すぎるよ！教えてくれてもいいのに！」

『だって秘密にしてって言われてたの』

「そりゃそうだろうけどさぁ」

「放送見てビックリしたよ」

「本当にまさかだった！」

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ふふ。だってサプライズだもん。

大成功だったって事でいいよね？

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