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7-4. ページ15

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『ただい……』


「あーー!!オンニが帰ってきた!!」


「わぁぁぁぁぁAオンニ!!」


『っ、ぐぇっ』



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ようやく宿舎に着いたと思ったら、馬鹿でかい声の後に何かが体にぶつかってきた。

変な声出た……


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「オンニ!!おかえり!!」
 

『っ、何でツゥイが家に……?』


「オンニが大好きだから?」


『理由になってませーん』




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体に巻きつくツゥイの長い手を撫でながらリビングへ行くと、それはそれは大変な事になってて


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『……なんでTWICE全員居るの!?!?』


「おかえりA〜〜」


「オンニ、先にお風呂入っちゃった!」


「何ぼけっと立ってんの(笑)早く座りな(笑)」


『ごめん順を追って説明して?』




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自分の家の様に普通に挨拶するサナオンニと、何故か風呂に入ったらしいチェヨン。

これまた自分の家の様に早く座れと諭すナヨンオンニ。


もう意味がわからない




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『どうやって入ったの?』


「教えてほしい?」


『いや何か怖いからいいわ』




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笑顔が怖いよジヒョ。

相変わらずツゥイは抱きついてるし、ジョンヨンオンニは取っておいたラーメン勝手に食べてるし

ダヒョンはナヨンオンニとテレビを見てて

モモオンニはソファーで寝てて、

その様子を見てたミナが可愛く笑ってる


この妙な安定感。
実家じゃん



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「オンニがそろそろ寂しがってるかなーって思って、来ちゃった!」


『……ツゥイは一生そのままでいてね』


「?」




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なにこの可愛い生き物。

可愛すぎて頭撫でたげたら擽ったいのか猫みたいに身をよじって、さらにキツく抱きついてきた。

うん。可愛い。けど苦しいよツゥイ。



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『てか皆んな大丈夫なの?こんな遅くに家に来て』


「大丈夫じゃないよ」


『ダメじゃんじゃあ、(笑)』


「うん。だから泊まるの!」


『モォラゴ!?!?!?!?』


「A声デカすぎ(笑)」




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いや何故!?家主の許可なしに泊まりにくるこの子たち頭どうかしてない?


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『服とかどうすんの』


「ある程度はあるよ」


『ある程度って……』


「持ってきてない人も居るけど」


『なんで?その人は泊まりの意味を知ってるの?』


「Aの借りればいいかなーって思ったからさ。いいでしょ?A」


『サナオンニ……面倒くさかっただけでしょ』





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自由すぎるこの人たち……

今夜は長い夜になりそうな予感がするぞ。




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作者名:Kaulu | 作成日時:2019年11月12日 10時

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