プリンセスの憂鬱* (ページ13)

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ユギョムside

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「"ダリア氏といえば、SIXTEENですよね？何か反響があったりしたんじゃない？"」

『"はい、(笑)色んな人から応援のメッセージを貰いました"』

「"だけどまさかこんなに早くソロデビューするとはファンの皆んなも思ってなかったんじゃないかな"」

『"そうですね。私も思ってなかったです"』

「"いつ頃からデビューの話しが決まったの？"」

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中々踏み込んだ質問に、思わず聞き入ってしまう。

正直Aの前でSIXTEENの話なんて出来ないし

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『"今年に入ってすぐぐらいですかね"』

「"やっぱり嬉しかったでしょう"」

『"最初は凄く混乱しました。私は1人でやって行けるのか？って思ったら……"』

「"凄く不安だよね、正直"」

『"はい。それにSIXTEENが終わって、ちょっと意気消沈してた所もあって……(汗)"』

「"僕もそうだけど……ダリア氏はデビューすると思ってた人は多いんじゃないかな"」

『"有り難い事に沢山の方々が応援してくれたので、まずファンの方々に申し訳なかったです。だからデビューが決まっても、素直に喜べなくて……"』

「"いつから平気なったの？"」

『"正直、今も平気じゃないです(笑)……不安もあるけど、そんな事考える必要がないくらいステージに立てる事が幸せなので、"』

「"そうだったんだ"」

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スラスラと出てくるAの本音。

いつの間にか皆んな起きてたらしく、少し驚いてるみたい。

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「Aがこんなに本音で話してるの初めて見たかも……」

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呟いた言葉に皆んなが頷いた。

ヨンジェヒョンなんか口開いてるし。

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「大人になったって事だろアイツも」

「凄い上から言うねヒョン、(笑)」

「煩いジェク。早く寝ろ」

「いや！ヒョンのせいで寝れないんだけど！？」

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後ろからジェクスニヒョンの首根っこ掴むジェボムヒョン。めちゃこわぁ、

なんかヒョンあんまり機嫌良くないみたいだからそっとしとこ……

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