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7-1. 星が輝く夜に ページ12

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ユギョムside


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「ユギョマ〜〜寝ちゃだめよ〜〜」


「ヨンジェヒョンは寝てるのに」


「カワウソは寝る時間なの〜〜」




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隣で寝てるヨンジェヒョンを見ながら猫撫で声で話すジェクスニヒョン。

きっと皆んなが相手してくれないから暇なんだ。



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「"あにょはせよ、カンタです。今夜のゲストはーー"」




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流れてくるラジオを聴きながら車の外を眺める。

今日は一日中カムバックの準備で本当に大変だったし疲れた……何か良い事ないかなぁ。


そんな事を考えていたら



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『"あにょはせよ、ダリアです。初めまして"』


「んぉ!?ダリア!?」





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ラジオから流れてきたAの声にびっくりしてるジェクスニヒョン。

僕も思わず体を起こした。



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「"先日デビューしたばかりだよね"」


『"はい。つい5日前ぐらいです"』


「"僕も「Cussendness」聴きました〜〜凄くかっこよかったよ"」


『"有難うございます"』


「"これ、自分で作ったんだって?"」


『"はい。練習生の頃からよく曲を作ってたので、自分で曲を書いてみました"』


「"そうなんだ〜〜気になってたんだけど、Cussendnessってどういう意味なの?"」


『"「天邪鬼」って意味なんですけど、素直になれない気持ちを表した曲で、"』





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DJのカンタさんからの質問に当たり障りなく答えていくA。

緊張してるのか、それとも公共の電波だから真面目にしてるのか、雰囲気がいつもと違くて驚いた。




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「なんかAじゃないみたい……」


「完全仕事モードだな」


「だよね!?普段こんなトーンじゃないよねヒョン!!」


「違う違う。もっと煩いよアイツ!」





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だよね!?!?僕だけじゃないよね思ってたの!

まぁ大先輩が目の前にいるんだから
仕事モードにならなかったらそれはそれで問題か



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「そう言えばユギョマ、こないだ事務所でAに会ったんだって?」


「そう!練習してた!」


「そうなん!?!?俺会ってないけど!?」


「ヒョン居なかったじゃん(笑)」




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話しかけてきたジェボムヒョン。
と、知らなかったらしいジェクスニヒョン。

2人はまだ会ってないんだっけ



凄く元気そうだった事を伝えると
ジェボムヒョンは「そうか」とだけ呟いて視線を外に写した。
 




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作者名:Kaulu | 作成日時:2019年11月12日 10時

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