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大「は?」
大「今の写真なんやねん。」
急いで落としたものを拾い、逃げようとする女の腕を掴んだ。
み「……。」
大「なんやねん言うてんねんけど。」
み「全部……、」
み「全部、全部大倉くんのせいなんだから!! 」
大「は? 」
目の前のやつが言ってる意味が分からん。
大「なんで俺のせ…」
み「私、私大倉くんのことずっと好きだったのに! 相手ずっとしてたじゃない!! 」
大「相手? 」
み「大倉くん、私のこと夜に呼び出して、「愛してる?」って私が聞いたら「うん」って、」
み「「うん」って言ってくれたのに…、」
み「なんで、。」
み「いきなり連絡途絶えて、そしたらなんか私の後輩と付き合ってるし、。なんで、。」
思い出した。
コイツ、俺、Aに出会う前のセ フレや。
み「……大倉くん」
大「ごめん、そんなつもりやなかった。ほんまに、ごめん。」
すると、泣いた顔をあげて鋭く睨みをきかされた。
み「……ほんと、最悪。」
み「幸せになんかなったら許さない。」
大「…。」
そう言うと、鞄の中からさっきの写真を取り出した。
み「この写真、ばらまくって言ったらあの子、大倉くんと別れちゃった(笑)」
み「大倉くんがあの子のこと好きなのすっごい分かった。」
すると、不気味な笑みを浮かべた彼女は
み「でも、多分もう二人は元には戻れない。」
み「私と同じ気持ち味わってよ。」
そう言って、また一人になった。
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作者名:スパムおにぎり | 作成日時:2018年8月12日 14時