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渋「なん一人でニヤニヤしとんねん！！！」

村「今の顔はやばいなぁ(笑)」

渋「きっしょ！！！！！」

横「そ！そんな、ニヤニヤしてへん！！！」

渋「してたで！！なあ、ヒナ」

村「してたな。あれは黒や。」

とさらにニヤニヤする二人。
もうやめてくれや～～正直キツイわ～。

村「俺らに隠し事はなしやろ～な？すばる。」

渋「ああそや。」

横「隠し事なんかしてへんわ！」

もー明日早いねんから～と適当に話を切り上げてこの危ない状況から上手く抜け出した。

横「はぁ。」

と家に帰りまだ飲みたらなかった分、コンビニで一缶のビールと共にため息を吐き出す。

俺は何をしてるんやろか。

中学生ころの淡い思い出を思い返して、
まだAさんがAちゃんって決まったわけちゃうのに。

そもそもAって名前の子は日本には何人かおるやろし、
苗字やってAさんで池野さんではないねんけど、

なんか、

なんかこう、

Aちゃんやなぁって思うねんな。

なんでやろか。

とまた考えてしまって、

マネージャーとの恋なんかあってはならないこと。

とまた心に刻みグッとビールを飲み干した。

横「まっず。」

やっぱり缶ビールよりも、居酒屋の泡盛々の生のほうがうまいなぁ。