とある忍たまのモブ生活？？？

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A「うわ、ほんとにやってるよ.....」


今は、鉢屋先輩とか.....


まあ、あの人は天才だし、多少はやりあえるでしょ。


俺は野次馬に混ざり、交戦を見た。


A「鏢刀ね.....」


さすが天才と名高い鉢屋先輩だ。

使うのが難しい鏢刀を使うって....俺は怖くて使えない。


だって痛そうだもん。


でも、さすが強者の雑渡昆奈門。

あの鉢屋先輩が、手も足もでてない。


三郎「くっ.....」


雑渡「まだまだだね」


負けたか.....



雑渡「さて次は.....私が指定していいかな？」


潮江「誰をだ」


雑渡「あの子を」


A「！」


バチンと目が合った。


雑渡「君だよ。野次馬に紛れてる、短髪の君」


俺を指さされた。


A「......」


三郎「A！？」


兵助「居たんだ.....気づかなかった.....」


平「Aを、指定？」


綾部「ふーん？」



雑渡「出ておいでよ」


A「......」


野次馬から離れ、雑渡昆奈門の前に出た。


A「なんで俺を指定した？」


雑渡「園田村の件、君は裏で沢山手を回してたからね」


A「！！」



平「Aが、裏で手を....？」



A「.....」


雑渡「私は君に興味がある。群れようとしない君に、二人一組の行事なのに、一人で行動する意味に」


A「.....」


ふいっと目を逸らし、下を向いた。



綾部「一人で....？」


竹谷「確かに、この学園の人数では、一人余る。なんで.....」



A「群れるのが嫌いだ」


雑渡「嘘つき」


A「っ」


雑渡「さて、君の名は？」


A「言わない」


雑渡「伊月Aくんね」


A「知ってんなら聞くなよ」


雑渡「君の口から聞きたかったけど、まあいいや。君と手合わせがしたい」


まさかの、組頭指定とはな.....


A「期待に添えるようなことは出来ないよ」


俺は、二つの風魔手裏剣を構えた。


雑渡「へえ？」


向こうで食満先輩がくノ一たちに説明をしていた。


俺の武器は、使いこなすのが極めて難しい武器。



A「よろしくお願いします」

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