とある忍たまのモブ生活？？？

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A「っ.....」


Aを部屋に寝かせた。

さて、話そうか。


俺とAの話を.....


森山「俺はここの卒業生だ。Aと同じ、四年は組だ。クラスは、俺と俺の幼馴染の二人。俺たちは、卒業して、ここの教員になった」


伊作「......」


森山「そして、Aに出会った。捨てられてるAに.....」


幼いながらに、自分の人生を悔やんでた。


俺に会った時『死にたい....』『殺してくれ....』とても幼い子が言える言葉じゃなかった。


森山「俺はA拾って、育てた」


夜泣きして、怖がって.....

でも俺がたくさんの愛情を注いで、よく笑う子になった。


森山「そして、四年生に上がる試験で俺の幼馴染はAを守って死んだ」


伊作「！....先生は、Aと似てますね」


森山「ああ....だがAは、俺のせいだと自分を責めたんだ。自分のせいだと、自分のせいで、あいつが死んだと」


伊作「だから、こんなにも.....」


あの時から、Aは友達を作らなくなった。

一人でいることを選んだ。


本当の笑顔を見たのも、もう随分前だ。


でも、もう大丈夫だろう.....


森山「Aには、アイツらがいる」


伊作「アイツら.....ああ、そうですね」


部屋の襖から見える五人の影。


気づいてはいた。

ずっとAの近くで、俺たちの話を聞いていたから。


森山「ここからは、俺たちの領域じゃない。アイツやに任せよう」


伊作「！はい」


Aの頭を一撫でし、俺たちは部屋を出た。


隠れたヤツらを尻目に見ながら.....




滝夜叉丸、喜八郎、三木ヱ門、守一郎、タカ丸.....


あいつを、頼んだぞ.....

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