今日も今日とて推しが尊い！！！

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A「...(lll-ω-)ﾁｰﾝ」


伊作「ありゃ.....」


食満「口から魂出てんな。そりゃそうか。さっき吐いてたし」


伊作「え、そうなの！？」


食満「ああ。十分近く吐いてたらしい」


伊作「あ〜、貧血でか....大丈夫？」


A「むり.....つか、五年生は？」


伊作「今、別室で待機中」


A「なんの」


伊作「Aの血を飲んだからね。一応検診と完成した解毒剤を飲んでもらおうかなって」


A「へえ」


まあ、そりゃそうか。

人の血なんて、何入ってるかわかんねぇもんな。

おー、怖い、怖い。


伊作「A〜、夜ご飯何食べたい？」


A「いらなーい」


食満「少しでも食べないと、血増えないぞ」


A「ほうれん草」


伊作「リクエストが抽象的だね。了解、ほうれん草の料理貰ってくる」


食満「俺はここで待ってるよ」


A「いってらっしゃい」


伊作「いってきまーす」


いさっくんが食堂へ向かった。


食満「顔色悪いな.....」


A「んん」


留三郎の方を向いて、でろーんとなってる俺の頬を撫でた。


食満「気持ち悪いのどうだ？」


A「だいぶいい.....」


食満「A、聞こうと思ってたんだ」


A「なにを」


食満「お前の委員会見学、なんで泣いたんだ？」


A「！」


そういや、泣いたっけね。

だいぶ昔のことすぎて、ど忘れしてたわ。


A「僕、キャパオーバーすると、勝手に涙出でくるんです」


食満「俺が泣かせたわけじゃない？」


A「そうっすね。僕が勝手に泣いただけなので」


食満「ん、ならいい」


どうやら留三郎は、自分が泣かせてしまったと、ずっと思っていたらしい。


ちと申し訳ないな。


A「吐く.....」


食満「いや、吐くなよ」


A「ん〜....」


留三郎は、近所のお兄さんみたいだな。


呑気にそう思っていた。

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