・ ページ37
・
A「三郎、おいで。俺もムキになった。すまなかったな。ほら、おいで」
三郎に向けて、手を広げた。
三郎「ん......」
ポスッと抱きつき、頭を俺の肩に乗せた。
A「まさか、お主まで泣くとは.....すまなかった。どうやら俺は、お主らが泣くのは辛いみたいだ。もう、泣くな」
優しく、三郎の頭を撫でた。
三郎「A.....」
A「ん？」
三郎「俺達のこと、好きか？」
A「もちろん。誰よりも、大好きだ」
三郎「ふっ、そうか.....」
満足気だな。
尾浜「A、A」
A「なんだ？」
兵助「お茶会、しよ？」
A「ああ、よいぞ。丁度、良い茶葉が手に入った。とっておきのものだ。一緒に飲もう」
雷蔵「うんっ！」
六人仲良く縁側へ。
兵助「おいしい.....」
A「そうか。それは良かった」
竹谷「A」
A「ん？....お？」
雷蔵「あ！」
三郎「おい！」
八左ヱ門が、俺の膝にころんと寝転がった。
竹谷「ダメか？」
A「良いぞ」
竹谷「へへっ、やった！」
三郎「.....」
反対側の膝に三郎が寝転がった。
A「ゆっくり休め」
ファサッと顔に手拭いをかけてやった。
三郎「ん、ありがとう」
雷蔵「ん....」
尾浜「ん」
A「おやおや」
両肩に二人が頭を置いた。
兵助「A、背中借りていい？」
A「構わんが、辛くないか？」
兵助「ん、平気。ふふっ、A、暖かい」
俺の背中に兵助の背が当たるのかと思っていた。
後ろから抱きしめてきた。
A「今日は、いい天気だ」
眠くなる。
土井「おやおや」
木島「仲直り、したみたい....」
土井「よかったな。春之助」
木島「うん」
安心した先生方だった。
そして後日、六年生にも謝られたAであった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
颯でーす！(プロフ) - しゅるさん» 声出して？兄ちゃんしか、聞いてないから。な？(浜守一郎だぜ！) (2022年2月5日 1時) (
レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 颯でーす！さん» んっ！んん！////ふっ、んあ…う…////んん〜！〜〜〜っ！//////(声を我慢してる浜守一郎の弟は…is主くん) (2022年2月5日 0時) (レス) id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす！(プロフ) - しゅるさん» ❀.(*´▽`*)❀. (2022年2月4日 22時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす！(プロフ) - すまるさん» うへへ、ありがとう！次回もお楽しみに！ (2022年2月4日 22時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
すまる - 五年生可愛すぎて…幸せそうでなによりですほんとに!!!!!第三段お疲れ様でした!次回も楽しみに待ってます！ (2022年2月4日 22時) (レス) @page50 id: 0670dcc434 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：颯でーす
| 作成日時：2022年1月25日 20時
