目立たない六年生 四！！！

・ ページ5

〜夜〜



A「ふす〜......」


は組の子達に授業した日の夜。

疲れ果てて、布団に入ってすぐ爆睡したのだが.....


A「ん、ん、ぅ......」


なんか、いる......


ゴソゴソ.....


A「っ、だ、れ......」


重たい瞼を無理やり持ち上げ、違和感のする方に目を向けた。


三郎「おはようございます」


A「へっ！？三郎！？！？なんで！？」


俺に床ドンをしてる三郎。


三郎「夜這いに来ました」


A「はっ！？」


三郎「私、前に言ったじゃないですか」


六年生ばかり見てると、私たちに喰われると.....


A「っ、んっ.....」


そう、耳に囁かれた。


三郎「良いですよね？先輩。私、もう限界なんです」


A「！！」


三郎の三郎が元気になってた。

つか、寝巻きから分かるってどうなの？？


え、怖い。


A「っ、三郎......」


三郎「ダメ、ですか」


A「っ！」


そんな顔されたら、断れねぇよ......


三郎「先輩......」


手を握られ、すごく切なそうな顔をされた。


A「っ、わかっ、たよ.....」


三郎「ありがとうございます。できるだけ、優しくします......」

・→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す