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ふゆ「.......」


Aの頭を撫でようとした。


すると.....


ふゆ「っ.....」


Aの体を通り過ぎていった。


ふゆ「はは.....前は、触れたのになぁ.....」


もう、時間が無い.....


しろ「しゃ」


ふゆ「しろ、私が居なくなったら、Aを頼むわね」


しろを撫でた。

しろは撫でられるんだ。私の式神だから。


A「んぁ.....ぷす〜.....」


ふゆ「このまま、消えるなら、せめてAを守ってから消えたいわね.....」


A、強くなったわね.....


前は、幽霊見ただけでぴーぴー泣いてたのに。

いっぱい、友達ができた。


ふゆ「あなたは、ほんと、恵まれてるわね」


三郎「そんな深刻そうな顔をしてどうした?」


ふゆ「!鉢屋三郎....」


Aの部屋の襖の壁に寄りかかって私に聞いてきた。


三郎「消えるのか?」


ふゆ「.......」


三郎「無言は肯定とみなすが?」


ふゆ「消える、と言うよりAの中に還るだけ」


三郎「お前は、それでいいのか?」


ふゆ「.....私は、主人と契約しないと姿が消える。私は、ただの浮遊霊じゃない」


三郎「八尺様を祓った龍。それがお前なんだろ。その姿は、仮の姿か?」


ふゆ「ええ、そうよ」


三郎「お前が消えたら、Aが悲しむぞ。契約とやらを言ってやればいいだろ」


ふゆ「契約のことは、Aが気づかないと意味が無い。私から正体を明かせばいいとは思ったけど、私は、Aに頑張って欲しいから」


三郎「おまえがいいなら、それでいいさ。だが、Aを悲しませるなよ。十三年、Aと一緒にいたんなら、分かるだろ?」


ふゆ「ええ、分かってるわよ」


ほんと、いい仲間を持ったわね。A.....

太陽さん→←・



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イズミ - 颯でーす!さん» ほんとですか❗️ありがとうございます。待ってます❗️ (2022年7月22日 21時) (レス) id: 4016adb38d (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす!(プロフ) - イズミさん» いえいえ、ありがとうございます!アイディアが湧き次第、検討してみます! (2022年7月22日 17時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
イズミ - 急にすみません❗️このお話を読んで、香先輩受けの話がめちゃくちゃ読みたくなりました。 よろしければ書いてもらえませんか? (2022年7月22日 16時) (レス) @page27 id: 4016adb38d (このIDを非表示/違反報告)
颯でーす!(プロフ) - はなたさん» ありがとうございます!!次回作楽しみにしていてくださいな!!無理のない程度に頑張ります!! (2021年9月13日 22時) (レス) id: 79844c8da0 (このIDを非表示/違反報告)
はなた(プロフ) - 完結お疲れ様です!今回もとてもとても...それはもう美味しくいただきました!!!!次作もpixivでキャラ設定等を覗かせていただきましたが、もう楽しみにしております!!無理のない程度に頑張ってください!!! (2021年9月13日 21時) (レス) id: 5a9d2ff5f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:颯でーす | 作成日時:2021年9月9日 20時

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